目次
序論 宣命体の案出と実用
第1部 天皇と宣命体(『続日本紀』宣命に関するもの)(表記と訓読;文章と表現)
第2部 説話・縁起の宣命体(『風土記』逸文・『元興寺縁起』に関するもの)(蘇民将来説話の宣命体―縁起と奏宣;夢野起源説話の宣命体―口誦と記載 ほか)
第3部 宣長・久老の宣命体(本居宣長・荒木田久老の著述に関するもの)(『古事記伝』における宣命の引証―古語の格と助辞;『玉勝間』における祝詞宣命の言説―古記録と儀式書 ほか)
結論 宣命体の本質と国語意識
著者等紹介
馬場治[ババハジム]
1959年三重県生まれ。1987年皇學館大学大学院文学研究科国文学専攻博士後期課程満期退学。金沢経済大学専任講師、金沢経済大学助教授を経て、現在、金沢星稜大学人間科学部教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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