認知臨床心理学―記憶と学習で捉える心の病理

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認知臨床心理学―記憶と学習で捉える心の病理

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  • サイズ A5判/ページ数 282p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784762833373
  • NDC分類 146
  • Cコード C3011

出版社内容情報

うつや不安といった精神疾患はなぜ生じ,なぜ続くのか? 心の変化を,記憶と学習の観点から科学的に理解し,支援につなげる。「信念と推論」「思考と記憶」「学習と不安」の3部構成で,認知臨床心理学のエッセンスを解説する。脆弱要因となっているプロセスを修正し,長期的な精神的健康の向上に寄与するために。

■主な目次

序 章 認知臨床心理学研究の意義と方向づけ 【松本 昇・二瓶正登】

第1部 信念と推論:「現実の意味づけ」が歪むとき

第1章  ネガティブなスキーマと信念;ネガティブな自己はどのように形づくられるか 【松本 昇】

第2章 推論の誤りとメタ認知:統合失調症の認知メカニズム 【松本 昇・西口雄基】

第3章 情動処理バイアス:注意,解釈,記憶:うつ病・不安症における認知の偏り 【松本 昇・西口雄基】

第2部 思考と記憶:ネガティブな思考はなぜ続くのか?

第4章 反すう:ネガティブ情報の持続的な活性化 【松本 昇】

第5章 実行機能/ワーキングメモリ:認知的柔軟性と精神疾患の関係 【松本 昇・西口雄基】

第6章 自伝的記憶の概括化:記憶へのアクセスとその異常 【松本 昇】

第7章 思考抑制と記憶抑制:不快な思考と記憶を制御する試みは有効か 【松本 昇】

第8章 エピソード的未来思考と感情:希望とモチベーションの回復 【松本 昇】

第3部 学習と不安:恐怖と不安はどのように修正できるか?

第9章 恐怖条件づけ:恐怖と不安の獲得と克服 【二瓶正登】

第10章 回避行動:回避行動の理解と介入 【二瓶正登】

第11章 侵入記憶と侵入イメージ:トラウマ記憶とその修正 【松本 昇】

第12章 不安症の共通要因:心配,イメージ,内受容感覚処理 【松本 昇】

終 章 基礎研究の知見を臨床実践へ:認知臨床心理学の未来 【松本 昇・二瓶正登】



◇コラム

コラム1 Hierarchical Taxonomy of Psychopathology(HiTOP) 【佐藤秀樹】

コラム2 差次感受性理論の視点から「ばらつき」を探る 【飯村周平】

コラム3 精神病理学における計算論的アプローチの展開 【下村寛治】

コラム4 心のさまよい,マインドワンダリングと精神的健康 【梅田亜友美】

コラム5 心配は身の毒?:固執性認知仮説 【前田駿太】

コラム6 習慣行動と強迫症 【畑 佑美】

コラム7 自己注目をすると目が据わる? 【富田 望】

コラム8 認知変容における「腑に落ちる理解」 【重松 潤】


【目次】

はじめに



序章 認知臨床心理学研究の意義と方向づけ

 1 認知臨床心理学の位置づけ

 2 理論と治療技法を確立する

 3 基礎研究の臨床翻訳

 4 集団における効果と個人における効果

 5 まとめと臨床的示唆



コラム1 Hierarchical Taxonomy of Psychopathology(HiTOP)



第1部 信念と推論:「現実の意味づけ」が歪むとき



第1章 ネガティブなスキーマと信念:ネガティブな自己はどのように形づくられるか

 1 ネガティブなスキーマと信念の測定

 2 スキーマや信念はどのように更新されるか

 3 発達早期の経験が重要なのはなぜ?

 4 スキーマの更新における記憶の役割

 5 マインドフルネスによるスキーマの不活性化

 6 まとめと臨床的示唆



コラム2 差次感受性理論の視点から「ばらつき」を探る



第2章 推論の誤りとメタ認知:統合失調症の認知メカニズム

 1 推論の誤り

 2 推論の誤りと妄想

 3 メタ記憶の障害と精神疾患

 4 陽性症状(妄想・幻覚)における不随意検索の役割

 5 メタ認知トレーニング

 6 まとめと臨床的示唆



コラム3 精神病理学における計算論的アプローチの展開



第3章 情動処理バイアス:注意,解釈,記憶:うつ病・不安症における認知の偏り

 1 注意バイアス

 2 解釈バイアス

 3 記憶バイアス

 4 バイアスの結合

 5 認知バイアス修正法

 6 まとめと臨床的示唆



第2部 思考と記憶:ネガティブな思考はなぜ続くのか?



第4章 反すう:ネガティブ情報の持続的な活性化

 1 反すう概念とその測定

 2 反応スタイル理論

 3 処理モード仮説

 4 制御理論

 5 メタ認知理論

 6 学習(習慣)理論

 7 統合モデル(HEXAGONモデル)

 8 反すうへの介入

 9 まとめと臨床的示唆



コラム4 心のさまよい,マインドワ

内容説明

うつや不安といった精神疾患はなぜ生じ、なぜ続くのか?心の変化を、記憶と学習の観点から科学的に理解し、支援につなげる。「信念と推論」「思考と記憶」「学習と不安」の3部構成で、認知臨床心理学のエッセンスを解説する。脆弱要因となっているプロセスを修正し、長期的な精神的健康の向上に寄与するために!

目次

認知臨床心理学研究の意義と方向づけ
第1部 信念と推論:「現実の意味づけ」が歪むとき(ネガティブなスキーマと信念 ネガティブな自己はどのように形づくられるか;推論の誤りとメタ認知 統合失調症の認知メカニズム;情動処理バイアス:注意、解釈、記憶 うつ病・不安症における認知の偏り)
第2部 思考と記憶:ネガティブな思考はなぜ続くのか?(反すう ネガティブ情報の持続的な活性化;実行機能/ワーキングメモリ 認知的柔軟性と精神疾患の関係;自伝的記憶の概括化 記憶へのアクセスとその異常;思考抑制と記憶抑制 不快な思考と記憶を制御する試みは有効か;エピソード的未来思考と感情 希望とモチベーションの回復)
第3部 学習と不安:恐怖と不安はどのように修正できるか?(恐怖条件づけ 恐怖と不安の獲得と克服;回避行動 回避行動の理解と介入;侵入記憶と侵入イメージ トラウマ記憶とその修正;不安症の共通要因 心配、イメージ、内受容感覚処理)
基礎研究の知見を臨床実践へ 認知臨床心理学の未来

著者等紹介

松本昇[マツモトノボル]
2017年 筑波大学大学院人間総合科学研究科ヒューマン・ケア科学専攻修了(博士(心理学))。現在 信州大学人文学部准教授

西口雄基[ニシグチユウキ]
2016年 東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(博士(学術))。現在 千葉大学大学院教育学研究院准教授

二瓶正登[ニヘイマサト]
2021年 専修大学大学院文学研究科心理学専攻博士後期課程修了(博士(心理学))。現在 創価大学教育学部講師

重松潤[シゲマツジュン]
2021年 広島大学大学院教育学研究科教育学習科学専攻博士課程後期修了(博士(心理学))。現在 富山大学学術研究部人文科学系 講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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