質的探究 法社会学

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質的探究 法社会学

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  • サイズ A5判/ページ数 352p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784762832925
  • NDC分類 321.3
  • Cコード C3032

出版社内容情報

法現象の単なる定性研究技法ではなく,社会現象のゆたかな経験的文脈観察としての「質的探究」(Qualitative Inquiry)の指針化を企図した体系論文集。実際に研究実践ないし批判的考察をとおして,その理論的・方法論的意義を考察。質的探究領域の現在地と今後の可能性を指し示す研究者必携の書。


【目次】

序─法の質的探究の目標・方法・理論(樫村志郎)

1 質的探究活動の目標としての「規則性」

2 対象の理解のための「規則性」の選択

3 「法実践」の方法





第1部 法の質的探究──その構築



質的探究の認識論的マッピング(和田仁孝)

§Ⅰ はじめに

§Ⅱ 埋め込まれた認識論と質的探究──類型1

§Ⅲ 認識論的ジレンマと質的探究──類型2

§Ⅳ 認識論的転回と質的探究──類型3

§Ⅴ おわりに



科学者の人間モデルと社会成員の人間モデル──EMCA研究は「用いられるべき理由」を語れるか(小宮友根)

§Ⅰ はじめに

§Ⅱ “Dope” 概念再訪

§Ⅲ 社会成員にとっての人間モデル

§Ⅳ 人間モデルとエスノメソドロジー的無関心

§Ⅴ おわりに



法の言説分析の可能性(仁木恒夫)

§Ⅰ はじめに

§Ⅱ 言説による社会の構築

§Ⅲ 法の言説実践への視角

§Ⅳ 言説空間の動態的分析

§Ⅴ おわりに



インタビュー・データの「質的」探究の可能性(山田恵子)

§Ⅰ はじめに

§Ⅱ 量的探究型/質的探究型インタビューにおけるデータの利用方法

§Ⅲ 検討

§Ⅳ おわりに



質的研究とドキュメント(土屋明広)

§Ⅰ はじめに

§Ⅱ ドキュメントに関する議論

§Ⅲ 性質条件について

§Ⅳ 解釈妥当性条件について

§Ⅴ おわりに



アフリカ民族誌を出来事の連なりで書く──願望と可能性を語る質的探究の試み(石田慎一郎)

§Ⅰ はじめに──現地の筋書きと論理で民族誌を書く

§Ⅱ フィールドワーク──筋書きを発見する8つの手法

§Ⅲ イゲンベ民族誌──出来事を意味づけ,未来に開く3つの論理

§Ⅳ おわりに──出来事が人間の願望と未来の可能性を語る



法社会学研究における参与観察の可能性と課題(吉岡すずか)

§Ⅰ はじめに

§Ⅱ 参与観察の独自性

§Ⅲ 参与観察に入るには

§Ⅳ あなたは何者なのか──参与度合とポジショナリティ

§Ⅴ フィールドノーツ─

内容説明

法の定性研究法に留まらない「質的探究Qualitative Inquiry」―そのランドスケープと可能性を指し示す研究者必携の書。樫村志郎(神戸大学名誉教授)古稀記念企画。

目次

序―法の質的探究の目標・方法・理論
第1部 法の質的探究―その構築(質的探究の認識論的マッピング;科学者の人間モデルと社会成員の人間モデル―EMCA研究は「用いられるべき理由」を語れるか;法の言説分析の可能性 ほか)
第2部 法の質的探究―その実践(「エスノメソドロジー・会話分析」による「質的探究」―緊急通報における「法」の達成;質問‐応答連鎖を通した裁判員への知識提供―応答の宛先の選択に示された裁判官の指向の分析;当事者の働きかけに応じない調停戦略 ほか)
第3部 法の質的探究をめぐる省察(「法」の探究と「法則」の探究;インタビュー調査とデータの基本的性質―「アカウントの社会学的解釈」論文から改めて考える;社会運動のエスノメソドロジー―質的探究の展開へ向けて ほか)

著者等紹介

樫村志郎[カシムラシロウ]
神戸大学名誉教授/フェリーチェ法律事務所顧問

和田仁孝[ワダヨシタカ]
早稲田大学大学院法務研究科教授

高橋裕[タカハシヒロシ]
神戸大学大学院法学研究科教授

山田恵子[ヤマダケイコ]
西南学院大学法学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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