出版社内容情報
保育・幼児教育の変革期にあるいまだからこそ,議論すべきことがある。子どもたちの未来のために,豊かな社会・文化を創造するために,保育・幼児教育という限られた枠のなかだけで議論するのではなく,哲学・経済学・現象学・認知発達科学・法学など様々な領域の研究者たちと「子どもを真ん中に置いて」語り合う。
目次
1 渡邉 英則×大豆生田 啓友 なぜ、僕らは、保育の世界に引き込まれたか―面白さと葛藤のはざまで
2 無藤 隆×大豆生田 啓友 保育・幼児教育のあゆみ―平成元年「幼稚園教育要領」改訂を道標に
3 苫野 一徳×大豆生田 啓友 新たな保育・教育像を「哲学」から考える―そもそも「教育」は何のためにあるのか
4 山口 慎太郎×大豆生田 啓友 子育て、保育・教育を「経済学」から考える―経済政策と子ども・子育ての関係
5 明和 政子×大豆生田 啓友 子育て・保育を「比較認知発達科学」から考える―ヒトの脳とこころの発達と子育ての関係
6 村上 靖彦×大豆生田 啓友 「ケアする」ということから保育・教育の本質を考える―生きることを肯定する営み
7 荒牧 重人×大豆生田 啓友 「子どもの権利条約」から保育の基本を考える―「こども基本法」成立施行を受けて
8 秋田 喜代美×大豆生田 啓友 保育・幼児教育の未来を語る―ウェルビーイング、クリエイティビティ、スロー・ペダゴジー
著者等紹介
大豆生田啓友[オオマメウダヒロトモ]
玉川大学教育学部教授。専門は、乳幼児教育学、子育て支援。青山学院大学大学院文学研究科教育学専攻修了後、青山学院幼稚園教諭等を経て、日本保育学会副会長、こども環境学会副会長
木村明子[キムラアキコ]
ファシリテーター。エディター・ライター。保育者養成校教員。大学で教育学を学んだ後、子ども・保育・教育のジャンルで雑誌原稿の執筆や単行本執筆・編集を行う。2005年より、P研〈保育者の専門性研究会〉の企画・運営。また、同年度よりNPO法人東京都公立保育園研究会の子育て支援活動の取り組み支援に携わる。その他、一般財団法人文民教育協会子どもの文化研究所運営委員、等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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