出版社内容情報
「泣いた赤鬼」はなぜ泣いた? の一歩先へ
児童生徒が問題を「自分事」として考える道徳授業とは? そして道徳的価値を多面的・多角的に理解し判断する力を育むために教師は何をすべきか? 「深い学び」につながる教材の読み方や「問題追求的な学習」の指導過程を,12の指導案とともに解説。発問の効果的な積み重ねで,一般的な価値理解と個別状況に対応できる〈思慮深さ〉を養う。
内容説明
児童生徒が問題を「自分事」として考える道徳授業とは?そして道徳的価値を多面的・多角的に理解し判断する力を育むために教師は何をすべきか?「深い学び」につながる教材の読み方や「問題追求的な学習」の指導過程を、12の指導案とともに解説。発問の効果的な積み重ねで、一般的な価値理解と個別状況に対応できる“思慮深さ”を養う。
目次
第1章 道徳的判断力を育む授業づくり(道徳的判断力の定義;個別の状況下での判断を問う理由:「思慮深さ」を養う ほか)
第2章 道徳的判断力の構成要素を見いだす5つの教材類型と6つの教材の読み方(5つの教材類型;教材の読み方A:道徳的価値の意味(内包・外延)、成立条件を読み解く ほか)
第3章 問題追求的な学習(問題意識をもつ必要性;最初に道徳的な問題を提示し、児童生徒の追求する過程を学習指導過程とする ほか)
第4章 「学習問題」の設定と発問づくりの手法(児童生徒の価値観を引き出し、広げ、深める「学習問題」と「中心的な発問」をつくる5つの視点;「追発問」で価値理解を深めるための8つの視点と適用・発展・拡大を促す4つの視点)
著者等紹介
〓宮正貴[タカミヤマサキ]
2014年:上智大学大学院総合人間科学研究科教育学専攻博士後期課程修了。現在、大阪体育大学教育学部准教授。博士(教育学)
杉本遼[スギモトリョウ]
東京都足立区立足立小学校教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リン
Yusuke Kitada