内容説明
プログラムの「核」となる「マインドフルなあり方の体現」と「問いかけ」を、教える際の有益な枠組みや対話・ガイダンス例等とともに学べる。MBCTの中心的研究者らが贈る心と技の手引き。新人も熟練講師も必読!温かく、明解につづられるマインドフルネス実践の知恵。
目次
第1部 教えるための枠組み―段階設定(マインドフルネス認知療法プログラム;変化の5つの要素)
第2部 スキルの構築―自信の獲得(実践とエクササイズ―TRIPと変化の5つの要素を使って;MBCTにおけるグループ・プロセス;能力、スキル、困難を教える)
第3部 実践として教える―内なる風景(マインドフルネスなあり方の体現―教えることの核心;マインドフルなあり方の体現の表現と促進;瞑想的対話としてのインクワイアリ;個人的・専門的トレーニングとその先)
付録
著者等紹介
ウッズ,スーザン・L.[ウッズ,スーザンL.] [Woods,Susan L.]
臨床ソーシャルワーカーであり、長年にわたって臨床実践を行ってきた。マインドフルネスストレス低減法(MBSR)およびマインドフルネス認知療法(MBCT)のシニアコンサルタント、メンター、トレーナー、スーパーバイザーであり、さまざまなMBCT臨床試験の専門アドバイザー
ロックマン,パトリシア[ロックマン,パトリシア] [Rockman,Patricia]
メンタルヘルスに重点を置いているかかりつけ医。専門分野は、ストレスと変化のマネジメント、簡単なソリューションフォーカストセラピー、認知行動療法(CBT)、マインドフルネスベースのプログラム、特にMBCTとMBSR。カナダのオンタリオ州トロントにあるマインドフルネス研究センターの教育および臨床サービスの共同創設者兼シニアディレクターであり、マインドフルネスに基づくプログラムの提供と設計、および臨床医のトレーニングとメンターを行っている
コリンズ,エヴァン[コリンズ,エヴァン] [Collins,Even]
MBSRとMBCTの両方のトレーニングを受けた精神科医であり、カナダオンタリオ州トロントのトロント総合病院とマインドフルネス研究センターで両療法のグループを運営している。過去には、がんの回復期にある人々やHIVとともに生きる人々、そして医療従事者のストレスや回復力のために焦点を絞ったMBCTグループの開発を支援してきた。マインドフルネス研究センターの専門能力開発プログラムの上級教員であり、マインドフルネスに基づく介入の分野では、カリキュラム開発とスーパービジョンおよびメンタリングポリシーの作成に携わっている
高橋美保[タカハシミホ]
2008年、東京大学大学院教育学研究科臨床心理学コース博士課程修了。現在、東京大学大学院教育学研究科臨床心理学コース教授(教育学博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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