内容説明
学術書と学術誌双方のメリットを兼ね備えた新たな「学術媒体」。第1部は特集、第2部は、特定の問題を解決するなど学知の発展を目指した「研究論文」はもとより、特定の論文に対する意見を提示する「コメント論文」や、理論や方法論の普及を目的として専門外の人にも理解しやすいように書かれた「啓蒙論文」、さらには、過去に他の媒体に掲載されたことのある論考を再録する「再録論文」などの投稿論文、第3部では、構造構成主義に関連する書評を掲載する。
目次
第1部 特集・シンポジウム形式「メタ理論の継承」(構造主義科学論とは何か;メタ理論を継承するとはどういうことか?―メタ理論の作り方;構造構成的エビデンスに基づいたリハビリテーション)
第2部 論文(「不毛な議論」を「建設的な議論」にするための方法論;構造構成主義に関する一考祭;学習意欲を質的にき捉える―学習意欲を高める研究での継承例;構造構成的医療論の構想―次世代医療の原理 ほか)
著者等紹介
西條剛央[サイジョウタケオ]
1974年、宮城県仙台市に生まれる。早稲田大学人間科学部卒業後、早稲田大学大学院人間科学研究科にて博士号(人間科学)取得。日本学術振興会特別研究員(DC)を経て、現在、同研究員(PD)
京極真[キョウゴクマコト]
1976年、大阪府大阪市に生まれる。作業療法士。日本作業行動研究会理事・評議員。東京都立保健科学大学大学院保健科学研究科にて修士号(作業療法学)を取得。現在、首都大学東京大学院人間健康科学研究科博士後期課程に在学しつつ、江戸川医療専門学校で専任講師を務める(2007年4月より社会医学技術学院の専任講師に就任予定)
池田清彦[イケダキヨヒコ]
1947、東京都に生まれる。東京教育大学理学部卒業後、東京都立大学大学院博士課程修了。山梨大学教育人間科学部教授を経て、2004年4月から早稲田大学国際教養学部教授。構造主義生物学の地平から、多分野にわたって評論活動を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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