内容説明
本書では、社会福祉援助技術を必要とする諸問題を提起しつつ、その問題解決に向けて、新しい援助技術の方法を生み出そうと努力している。さらにホームヘルパーやケアマネジメントなど、わが国における介護保険制度の誕生にともなう新しい概念の解説も行う。とくに児童福祉の領域における社会福祉援助技術の具体例を紹介しながら、これから学ぶ学生に対し、参考資料を提供する。
目次
序章 社会福祉援助技術のあゆみと歴史
第１章 保育と社会福祉援助技術
第２章 個別援助技術（ケースワーク）
第３章 集団援助技術（グループワーク）
第４章 地域援助技術（コミュニティワーク）
第５章 ケアマネジメント
第６章 保育所や児童福祉施設における支援の実際
著者等紹介
片山義弘［カタヤマヨシヒロ］
１９２６年山口県に生まれる。１９５２年広島文理科大学心理学科卒業。１９８９年広島大学教授定年退官。１９９６年聖カタリナ女子大学人間文化研究所所長。現在、広島大学・聖カタリナ大学名誉教授。（社会福祉法人）知的障害者厚生施設西の池学園理事長、広島県リハビリテーション協会理事、特別養護老人ホームＩＧＬ学園福祉会理事、重度身体障害者療護施設・授産施設ひかり園理事、児童養護施設似島学園理事
李木明徳［スモモギアキノリ］
１９６１年広島県に生まれる。１９８７年広島大学大学院学校教育研究科修士課程修了（障害児教育専攻）。現在、広島文教女子大学人間科学部人間福祉学科助教授
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