目次
第１章 序論（社会的発達の二つの機能；社会化と個性化との関係；社会化と能動的な子ども；子どもの行動文脈としての社会的関係；自己と自己知識；社会的発達における年齢とかかわる変化）
第２章 乳児の社会的関係
第３章 乳児の個性と自己の起源
第４章 仲間関係と向社会的行動の発達
第５章 大人‐子ども間の関係と文化伝達
第６章 児童期の個性と自己発達
第７章 青年期の社会関係
第８章 青年期の同一性と自己の統合
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
寺内町亭小天狗
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人の行動原理の源は初期段階の家庭教育にあると考えて、最初に入手したのがこの本である。他人を思いやる惻隠の情や社会性を身につけるには、子どもの家事分担が欠かせない。家事分担をして育った子どもと家事分担させない子どもとでは、社会性に大きく違いが生じてくる。発達心理学を学ぶには傑作で、自分は親にどのようにして育てられたのか。また、子どもにどのようにして育てたらいいのかを参考にできる。今では日本の古本屋で入手しないと、書店では購入できません。
