内容説明
眼の前の山林から薪一本持ち出すことができない。違反すれば首が飛ぶとまで言われた伐木禁止令。現代にまで尾を引く藩侯の苛酷な御法度。その下で働き抜いた木曽山人たちの生死を追慕を込めて語る。
目次
第1章 さらば山人―山に生き山に還った者たちへ(甘露;木馬きんま曳き;鉈なた;トントントトン;鉄橋を渡って;再会)
第2章 再話・信州木曽峪山霊水精譚(鬼渕・河童幻想;郭公の鳴く山で;戻り滝;平次郎地蔵;鎮魂・織部が渕)
著者等紹介
星野雅良[ホシノマサヨシ]
(社)日本作家クラブ会員。長野県上松町出身。東京教育大学文学部ドイツ文学科卒。学研(学習研究社)にて、学習雑誌・書籍、教育機器教材開発に携わる。常務取締役編集局長を経て現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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