内容説明
４世紀から１５世紀に至るキリスト教・ユダヤ教・イスラーム教哲学者らの言語学・自然学・形而上学・倫理学・政治学などにわたる多様な思想を知る上で必携の書。
目次
中世哲学の文脈
二つの中世的観念―永遠性と位階制
言語と論理学
イスラーム世界の哲学
ユダヤ哲学
形而上学 神と存在
創造と自然
本性―普遍の問題
人間の自然本性
道徳的な生
究極的諸善―幸福、友愛、至福
政治哲学
中世哲学はどのように後世の思想に足跡を残したか
伝播と翻訳
感想・レビュー
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ポエティウス： ラテン語哲学をギリシア哲学の水準に アリストテレスの論理学を翻訳・注釈 カッシオドルス： キリスト教教育の枠組 修辞学と哲学の古典の重要性 東ローマ帝国： 新プラトン主義の神秘的傾向 キリスト教思想にも スコラ学ー神学と哲学を融合→合理的知識の体系化 言語と論理学： 13世紀後半・思弁文法ーアリストテレス的思考導入 言語の普遍性・論理学 イスラーム哲学： ガザーリーがアヴェロエスに反論 因果関係批判・神の創造の独自性強調 アクィナスー幸福＝倫理究極目的 中世哲学ールネサンスや近代思想に影響2025/02/02
