酢とすしの話

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  • サイズ A5判/ページ数 186p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784762229596
  • NDC分類 588.6
  • Cコード C3047

内容説明

本書の主内容である「酢」と「すし」と健康の関係は、「酢」は「すし」を作るのには無くてはならない調味料であるということはいうまでもないが、最近「酢」があらゆる角度からの研究によって学理的にも健康にとって非常に良いということが証明されてきた。また、「すし」もその食材の豊富なことでは他の食事の比ではなく、その食酢を豊富に使った食事として右に出るものはない。さらには、1990年9月26日に厚生省が国民の健康のために策定した「健康づくりのための食生活指針」にもあるように、「一日に約30種類の食品とバランスの良い食事を摂取すること」がもっとも大切なことであると強調されているが、「すし」こそその趣旨に沿った恰好の食事といえる。これが本書にて両者を取り挙げた理由である。

目次

第1篇 酢
食酢と黒酢(食酢;黒酢(天然つぼ酢))
第2篇 すし(「すし」の発達史;「すし」の作り方;「すし」と健康;「すし」と食品衛生)

著者等紹介

坂元昭夫[サカモトアキオ]
70歳。1930年2月鹿児島県生まれ。1953年3月九州大学医学部薬学科卒業。4月エーザイ株式会社入社。1960年4月林薬品株式会社入社。1966年8月さかもと薬品株式会社設立、代表取締役就任。1977年5月坂元醸造株式会社、代表取締役就任。1987年4月株式会社グリーンウェーブ設立、代表取締役就任。1997年4月スターネット株式会社設立、代表取締役就任。1963年~1969年(社)鹿児島県薬剤師会副会長。1963年~1969年(社)鹿児島市薬剤師会会長。1990年~1999年鹿児島県天然つぼつくり米酢協議会会長。1992年鹿児島県医薬品小売商業組合常任理事就任。1992年~1998年(社)鹿児島県工業倶楽部副会長。1998年(社)鹿児島県工業倶楽部会長就任

中山武吉[ナカヤマタケヨシ]
前大阪学院短期大学 教授。理学博士。1928年7月大阪市生まれ。1947年3月大阪府立豊中中学校(旧制)卒業。1950年3月第七高等学校(旧制)卒業。1953年3月大阪大学理学部生物学科(旧制)卒業。4月同大学同学部大学院(旧制)入学、同時にマルカン酢(株)入社(取締役製造部長、研究所長を歴任)。1959年3月大阪大学理学部大学院(旧制)修了。1961年2月理学博士取得。1980年10月東大阪短期大学教授。1982年4月夙川学院短期大学教授。1986年4月大阪学院短期大学教授。1999年3月同短期大学 停年退官。著書に『古代食に学ぶ 健康と食生活・21世紀への提言』(1995年・学会センター関西)。『お寿しの話』(1997年・学会センター関西/学会出版センター)

長野正信[ナガノマサノブ]
49歳。1950年12月東京都生まれ。1974年3月東京大学薬学部薬品製造学科卒業。4月藤沢薬品工業株式会社入社。中央研究所(大阪府)にて、医薬品の合成研究に従事。1995年4月坂元醸造株式会社入社。現在取締役研究開発部長。鹿児島県食品安全性問題研究会幹事。鹿児島県農産物加工懇話会運営委員
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