内容説明
虹の谷は子どもたちの遊び場所である。この谷でくりひろげられる子どもたちの世界や青春の思い出にひたるアンの姿を描く。小学校上級~。
著者等紹介
モンゴメリ,ルーシー・モード[モンゴメリ,ルーシーモード][Montgomery,Lucy Maud]
1874年、カナダのプリンス・エドワード島で生まれる。教師や、新聞記者を経験した後、1908年、『赤毛のアン』が出版されるや、大反響を受ける。以後、次々と出版、一躍人気作家になる。1942年、死去
村岡花子[ムラオカハナコ]
翻訳家、児童文学者。1893年、山梨県に生まれる。東洋英和女学校卒業。数々の翻訳、童話集、随筆集がある。1968年、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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jamko
7
アンたちの住むグレン村に新しく移って来た牧師メレディスの子供達と突然現れた孤児メアリを巡る本作、アン全然出てこないなと思ったらカナダやアメリカではアンブックスには入ってないそう。スピンオフ的な作品なのね。フェイスやメアリなど、かつてのアン・シャーリーを彷彿とさせるクセのある少女たちが魅力的でした。2018/11/04
モンティ
2
アンの話が続くと思っていたら、今回はアンはほとんど出てこなくて、アンの子供たちもほんの少し出てくるくらい…その代わりに牧師館の子供たちの大変な話で、ちょっとついていけない感じがあったけれど、読み始めたからにはと最後まで読みましたが、最初のワクワク感とは程遠い感じで、ちょっとがっかり…でもせっかく読み始めたので最後まで頑張ろう。2024/04/14
縄文会議
2
母のない牧師館の子ども四人と、アンの子どもたち、孤児のメアリと、子ども達に起こる日常の事件を書いた話。いきいきとした子どもたちが面白い。ただ、牧師館の子達が、日曜日に掃除をしたなど宗教的に無礼な事を色々起こして怒られるのを繰り返すのですが、キリスト教の感覚がないので、重大さが身にしみては分からなかった。そこがわかればもっと面白いのかも。独身のある程度年のいった女性が思っている男性と結ばれる、という展開がこのシリーズ多いなあとも思いました。2021/04/15
しそふりかけ
0
アンは脇役。牧師さんの子どもたちと、アンの子どもたち6人がメインのお話だった。2015/10/24
nktnh
0
子供たちがわらわらと。2010/09/06