出版社内容情報
21世紀に入り結びつきを強めるアジア経済を、貿易・金融・開発経済・人と文化の4つの視点から読み解く。
グローバル・バリュー・チェーン(GVC)、環境問題、オランダ病、為替レート、通貨危機、経済成長、移民、
文化交流など幅広いテーマを、実際のデータを用いた実証分析とともに解説。経済学を専門としない学生や社会人にも、
アジア経済の仕組みと分析手法がわかりやすく学べる。
【執筆者】
田口博之、野崎謙二、高安雄 一、櫻井宏明
【目次】
はじめに
第1部 国際貿易
第1章 アジアに広がるグローバル・バリュー・チェーン
~その要因と効果
1.はじめに / 2.GVCとは何か / 3.GVCがアジアで拡がりをみせている背景・要因
/ 4.開発途上国にとってのGVC受入れの効果
/ 5.GVC 受入れのステップ:参加から高度化へ / 6.むすびにかえて
第2章 産業と国境貿易
~ハーフィンダール指数,制度整備等とその効果
1.輸入代替工業化政策 / 2.輸出志向工業化政策への転換
/ 3.対外直接投資の活用 / 4.貿易政策の変化が産業立地に及ぼす影響
第3章 経済成長と環境保全は両立するか
~アジアにおける環境クズネッツ仮説の実証分析
1.はじめに / 2.環境クズネッツ仮説の概念
/ 3.環境クズネッツ仮説の先行研究
/ 4.アジアにおける環境クズネッツ仮説の実証分析
/ 5.むすびにかえて
第4章 資源は「呪い」か「恵み」か~オランダ病の実証分析
1.はじめに / 2.資源の呪いはなぜ生じるのか
/ 3.オランダ病の理論的枠組み / 4.オランダ病の実証分析
/ 5.むすびにかえて
第2部 国際金融
第5章 為替レート変動とその要因~その歴史と制度
1.金本位制とブレトンウッズ体制 / 2.スミソニアン合意と変動為替相場制
/ 3.為替レート変動の考え方 / 4.資本移動規制,通貨危機と債務危機
第6章 テイラールールと政策金利~公式と政策効果測定値
1.テイラールール / 2.テイラールールの一般化とテイラー原理
/ 3.韓国の金融政策とテイラー原理に関する実証分析
/ 4.結果の検証 / 5.まとめ
第7章 通貨危機の理論と実際
1.通貨危機に関する経済モデル / 2.通貨危機:タイのケース
/ 3.通貨危機:韓国のケース
第3部 開発経済
第8章 経済成長の理論と実践
1.経済成長の源泉 / 2.成長会計 / 3.経済成長の意味と政策対応
第9章 アジア後発工業国における「早すぎる脱工業化」
~そのリスクと処方箋
1.はじめに / 2.「早すぎる脱工業化」に関する先行研究
/ 3.アジアにおける「早すぎる脱工業化」に関する実証分析
/ 4.むすびにかえて
第10章 経済援助の効果~東南アジアのケースから
1.経済援助の分類 / 2.経済援助の歴史 / 3.経済協力の効果測定
第4部 人と文化
第11章 移民の経済効果
1.移民の発生要因 / 2.移民の要因分析 / 3



