内容説明
国語の授業で国語の学力をどのように身につけさせていくか。「国語の授業で本当に学力がついているのかわからない」、そんな声をよく耳にします。それは国語という教科で「どんな力を育てたらよいか」が曖昧なままになっているからです。本書では曖昧にされてきた国語の学力、とりわけ「読む力」を解明しました。「読む力」を育てるには、「読む方法」の具体化が欠かせません。教科書教材を例にそれについて徹底して追究しました。そしてAI時代のいまの社会に必要な「言葉の力」とは何か。未来を見据えた国語の力についても検討しました。
目次
1 授業で確かな国語の学力を身につけさせる
2 講座:授業で確かな国語の学力を身につけさせる指導のポイント
3 確かな国語の学力を身につけさせる「『鳥獣戯画』を読む」(高畑勲)(小6)の授業―大庭珠枝先生の授業の記録と指導案
4 確かな国語の学力を育てるための方略―AI時代に求められる国語の学力:現場への提言
5 AI時代に確かな国語の学力を育てるための6冊―読書案内
6 連載・教材研究のポイント
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