目次
第1章 犯罪学とは何か
第2章 少年による犯罪・非行
第3章 成人による犯罪
第4章 犯罪の処遇
第5章 犯罪の予防
第6章 犯罪被害者
第7章 犯罪とメディア
第8章 児童虐待
第9章 裁判員制度
第10章 犯罪者/被屋者へのケア
第11章 犯罪の修復
第12章 社会的排除と犯罪
著者等紹介
細井洋子[ホソイヨウコ]
東京女子大学文理学部社会学科卒業。東京都立大学社会科学研究科博士課程単位取得後退学。現在、東洋大学社会学部教授。犯罪社会学専攻。博士(社会学)
鴨志田康弘[カモシダヤスヒロ]
現在、東洋大学人間科学総合研究所客員研究員、東洋大学非常勤講師、立正大学非常勤講師など、専門は犯罪社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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抹茶ケーキ
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犯罪社会学の教科書。教科書という割にはかなり細かい論点が出ていたり、通説に対する反論があったりと結構水準が高いと思った。2015/11/06
てくてく
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授業で用いるテキストを想定している感じで、各トピックを簡潔に整理した一冊。参考文献に掲げられている本も新書が多い。いじめ、犯罪被害者、修復的司法の項目は卒論で考えている人は目を通した方が良いかもしれない。2013/03/08
Stemonitis m.(すてもに)
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「社会(科)学の諸分野のなかで一番人気があるのが犯罪学」みたいな小咄を思い出した。入門書なのでざっくりと論点の整理という感じ。裁判員制度の箇所で、その制度的不備を指摘した上で、それが導入されたのは「日本の司法制度の諸矛盾を国民に理解して欲しい」と「司法の側が考えた」というのはなるほどと思った次第。2012/10/03