内容説明
現在働いている女性、これから社会に出ていこうとする女性たちに向けて、生涯を貫くものとしてキャリアを位置づけ、長期的視点で職業生活のシナリオを描いてみること、すなわちキャリアデザインの考え方とそのための手がかりを解説。
目次
第1章 変わる幸せの指標
第2章 学生から職業人へ
第3章 「女の仕事」の変容
第4章 男女雇用機会均等法と女性労働
第5章 女性とキャリア
終章 キャリアデザイン
著者等紹介
青島祐子[アオシマユウコ]
1969年東京女子大学文理学部卒業後、企業勤務などを経て、1993年東京国際大学大学院社会学研究科修士課程修了。1996年東洋大学大学院文学研究科(教育学専攻)修士課程修了。専門は、産業教育・女性学。現在、城西短期大学教員・東京女子大学講師として、キャリア教育・女性学教育に携わる傍ら、キャリアカウンセラー(CDA)として、女性や若者のキャリア支援活動に関わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆう
1
採用活動で女子学生に仕事と育児の両立について聞かれた時、回答に迷います。あなたが望み努力すれば両立ができる環境はあり、事例も増えています。成果で評価し、性別は問わない風土の会社です、と言うような回答をします。私自身も育休を取るなど男も女も子供を生む時以外は変わらないという価値観なので、本音の発言ではありますが、いくらかの違和感があります。と言うことで、この本を読んでみましたが、メカラウロコでした。常識なのかもしれませんが、私にとってはこの本を読むことで、雇用の世界での男女差の歴史を始めてきちんと認識しまし2013/02/23
めぐみ
0
女子高生と女子大学生にオススメの本。2012/08/18