知的障害のある成人の学習支援論―成人学習論と障害学の出会い

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  • サイズ A5判/ページ数 243p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784762016196
  • NDC分類 369.28
  • Cコード C3037

目次

知的障害のある成人の学習支援論の課題
第1部 成人学習支援の理念と原理(学習概念の検討;学習支援をめぐる歴史的位相;生涯学習支援の原理;自己決定を支える学習組織)
第2部 日本におけるセルフアドボカシー概念導入に至る歴史と背景(障害者青年学級の展開;親の自助グループ活動の転換;障害のある成人の自立とジェンダー学習)
第3部 セルフアドボカシーの支援(本人と支援者との関係性変容;本人と支援者との協働;セルフアドボカシーとエンパワーメント)

著者等紹介

津田英二[ツダエイジ]
1968年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。神戸大学大学院総合人間科学研究科助教授。ヒューマン・コミュニティ創成研究センター専任教員でもあり、「障害共生支援」の実践的研究を志している。専門は、社会教育論・生涯学習論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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hirokoshi

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メモ:「近代化」とは第一に、封建制による支配権力から自由になる過程/障害児を産んだ母親に対して最も差別的な態度を取るのは、夫方の親戚であることが多い/「障害のある子どもを産んだ妻への不信」や「子どもの父であることを認めたくない気持ち」といった、父親に固有の感情/「障害のある人たちにやさしい街は、すべての人にやさしい街」といったレトリックは、障害のある人たちに対するすべての人たちの加害性に触れないまま、障害者問題をみんなの問題にしてしまう回路の存在を示している/加害者は社会全体、あるいはすべての人たちである2025/05/26

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