メディア心理学入門

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  • サイズ A5判/ページ数 251p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784762011702
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C3011

内容説明

わたしたちを取り巻くあらゆる環境がメディアに囲まれている。したがって、メディア心理学の研究の世界は無限に拡がっている。これまで、視聴覚メディア研究、コミュニケーションメディア研究、認知研究、教育工学研究、システム開発研究などで積み上げられつつある知見を、メディア心理学の立場から、構成してみる時期が来ている。本書は、そのきっかけとなる一石を投じるだろう。メディアの受け手、使い手、作り手の認知心理研究を中核に、メディア心理学をまとめ、最新のトピックスもコラムの形で取り入れ、将来の研究領域への展開を示している。

目次

プロローグ メディア心理学の構想
1部 メディアから受け取る―さまざまなメディアの受容、理解、学習、心理的影響など(絵本・紙芝居と理解;マンガと理解 ほか)
2部 メディアを使う―さまざまなメディアの仕事や娯楽での使用・活用について(メディアとしてのインターネット;電話・テレビ電話によるコミュニケーション ほか)
3部 メディアをデザインする―さまざまなメディアを使いやすく、わかりやすく、安全にデザインする(文書・Webデザイン;映像・ビジュアルデザイン ほか)
エピローグ メディア心理学の未来

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たかね@心理学

3
我々は様々なメディアに囲まれて生活している。メディアは主に社会学の領域でおこなわれてきたといえる。本書は、道具としてのメディアという側面を扱い、認知心理学の立場からの包括的な「メディアサイコロジー」をめざしたものである。「取扱説明書の理解と学習」項では、ユーザが取扱説明書を読み、理解し、学習し、行動するまでの流れとともに、デザイナーが作成する取扱説明書の陥りやすい点とその改善点をユーザ側からの視点で説明されている。これは教育に応用可能だと感じた(引用文献の筆者が教育・発達の教授でした)。2014/08/16

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