内容説明
本書は、建国してまだ160年ほどの新しい国ニュージーランドの人々の生活、地域社会の風景、社会制度、および文化について、ニュージーランドの地方都市での生活をとおして比較社会学的に述べようとするものである。
目次
第1章 アオテアロア/ニュージーランドという国
第2章 ワイカト川流れる公園都市ハミルトン
第3章 ハミルトのライフスタイル
第4章 ニュージーランドの家族構成
第5章 「羊の国」の産業とフィールデー
第6章 ハミルトンのプライマリー・スクール
第7章 キリスト教とハミルトンのクリスマス
第8章 バーグラリーと犯罪の現況
第9章 国会議員選挙とハミルトンの地方選挙
著者等紹介
吉岡雅光[ヨシオカマサミツ]
1951年埼玉県に生まれる。1978年中央大学大学院文学研究科博士課程前期(社会学専攻)修了。1984年同課程後期中退。1989年立正大学文学部(社会学科)専任講師。現職立正大学文学部(社会学科)助教授。専攻に家族社会学・地域社会論。著書に『企業合理化と地方都市』(分担執筆)東京大学出版会、1985年。『教養の家族社会学』(分担執筆)学文社、1992年。『現代社会学のパースペクティブ』(分担執筆)学文社、2000年など。訳書にT.パーソンズ『社会体系と行為理論の展開』(分担訳)誠信書房、1992年
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