経営文明と組織理論―マックス・ウェーバーと経営官僚制研究

経営文明と組織理論―マックス・ウェーバーと経営官僚制研究

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  • サイズ A5判/ページ数 322,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784762004971
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C3036

内容説明

本書は、第一部のウェーバーの社会理論研究では、組織論とエートス論を中心にわれわれの視点から論じられる。第二部では、ウェーバーの投げかけた組織論の問題提起をうけて、現代の経営組織の権力構造や労働形態や組織管理など、具体的な産業経営の問題が論じられる。

目次

序章 経営文明のエートスと組織
第1部 ウェーバーの経営文明論―組織と個人の葛藤(合理化と経営文明のエートス;組織と支配―形式合理制と実質合理性の乖離;経営組織と「人格」的個人主義)
第2部 産業経営と組織理論(マックス・ウェーバーと経営官僚性―現代組織の正当性・適応性・道徳性;脱産業社会における大企業体制の正当性問題―ウェーバー・モデルからテクノストラクチャー・モデルへ;産業文明論と労働の意味疎外―メイヨーとブラウナーを中心に;日本的経営とポスト・フォーディズム―経営官僚性のオルタナティヴは可能か;テイラー主義と労働組織の合理化;経営文明論の視座―人間的組織と労働の再生をめざして)