内容説明
この論集は、この時期に開催された2度の社会科学史会議と、1982年の世界社会学会議関係、1984年のミュンヘンにおける社会学史会議に提出された論文の中から計8本、社会学思想と制度に関する新たなパースペクティブを示す試論を集め、ドイツを中心とした一種の比較社会学史として編集したものである。
目次
第1部 社会学の形成と社会学批判(大英帝国の社会理論;ドイツ社会学の形成と社会学批判)
第2部 社会学者と制度化の問題(マックス・ウェーバーと初期ドイツ社会学の制度化;パウル・ラザースフェルドと制度革新―一つの知的肖像)
第3部 社会理論史の再検討(観念論と社会科学の構想―アメリカのヘーゲリアンと公教育;マルクス=ウエーバー論再考)
付論 社会階級分類の英米型モデル序説
付表 マルクス主義とオーストリア社会学の展開
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- 和書
- 古記録文化論