内容説明
「荒れ」から立ち直った学校や学級には共通した生徒指導の「考え方」がある。しかし、この「考え方」が身についていないと「この指導で本当にいいのだろうか」と不安になり、「にわか指導」に走ることになる。若手・新任教師がまず身につけるべき「考え方」と実践に必要な「力」について解説。
目次
第1章 生徒指導が得意になる八つの「考え方」を身につけよう(教師は「職人」である;「荒れた生徒」ばかり追い回さない;服装・頭髪違反の「根本」にあるもの ほか)
第2章 生徒指導が得意になる八つの「力」を鍛えよう(子どもと遊ぶ力;よく観る力;事実をつかむ力 ほか)
第3章 指導の方針と方法をつくってみよう(問題の多い学級の担任になり、困っている;教室がすぐに汚くなるがどうすればいいか;「からかわれる」との訴えがあった ほか)
著者等紹介
吉田順[ヨシダジュン]
1950年、北海道別海町生まれ。横浜市で37年間公立小中学校に勤務。担任32年、生徒指導部長16年、学年主任13年兼任。2011年定年退職。平成元年より「生徒指導」ネットワーク主宰。現在、「生徒指導コンサルタント」として全国の「荒れる」学校を訪問し、指導方針づくりに参画。「生徒指導」「非行・問題行動」「荒れる学校」「学級経営」などのテーマで講演、著述、相談活動をしている。訪問した学校は20年間で200校を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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