感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やしゅう(育休)5y+2y
3
学習指導要領の過去と現在、未来を生活科と総合学習の観点から考えるという一冊。生活科も総合学習も自分で深く研究したことがなかったので、この分野の学会の方々の熱量に初めは驚いたが、これからの学びの中心はやはり探求だなと感じさせられた。 ずっと関心のあった、新教育や大正時代の経験主義的な学習の潮流が今の学習指導要領に受け継がれていることがよく分かった。また、今後目指していく「学びの地図」を作ること、探求のプロセスを参考にした探求の学び、自己調整的な学びは、まさにイエナプランだと、自分が進むべき道を再認識できた。2023/06/04
U-Tchallenge
1
執筆陣が豪華メンバーの一冊であり、タイトルはなかなか刺激的である。生活科・総合的な学習の時間は、以前から教育課程の中核的な学習になる、ようなことを耳にしていた。しかし、生活科・総合的な学習の時間の授業を創るのが難しく、なかなか本腰を入れて実践してきたとは言えない状態であった。本書を読み、やはり生活科・総合的な学習の時間の授業を創ることにチャレンジしていきたい、と思えた。それぐらい刺激を受けた一冊であった。令和の教育現場にいる者たちにとっては読んで損なしの一冊に間違いないだろう。2021/12/04
kenji yabuta
1
生活科や総合学習が果たしてきた価値を述べるとともに、一層個別化・個性化していくであろう学びに対応するために柔軟なカリキュラムづくりや人間同士だからこそ実現できる教育の意義について再検討する必要があると主張している。 特に田村学先生や鹿毛雅治先生の原稿は頷きながら読んだ。2021/09/28
松村 英治
1
生活科・総合は今後間違いなく学習指導要領レベルで教育課程のより中心にはなっていくと思う。ただし、現場の実態との乖離がこれ以上進んではいけない。そのための一手が欲しい。2021/09/16
U-Tchallenge
0
学習指導要領のこれからを語りながら、生活科・総合的な学習の時間についても語る一冊。生活科・総合的な学習の時間の具体についてはあまり述べられていない。しかし、それでも生活科・総合的な学習の時間のロマンについて感じられる内容であった。生活科・総合的な学習の時間にチャレンジしたいな、と思える素敵な一冊である。2025/05/03
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