目次
第1章 学級をマネジメントする10の原理(一時一事の原理;全体指導の原理;具体作業の原理;定着確認の原理 ほか)
第2章 学級をマネジメントする100の原則(学級組織づくりの原則;席替え10の原則;給食指導10の原則;清掃指導10の原則 ほか)
著者等紹介
堀裕嗣[ホリヒロツグ]
札幌市立北白石中学校教諭。北海道教育大学札幌・岩見沢校修士課程・国語科教育専修修了。1991年札幌市中学校教員として採用。学生時代、森田茂之に師事し文学教育に傾倒。1991年、「実践研究水輪」入会。1992年、「研究集団ことのは」設立。現在、「教師力BRUSH‐UPセミナー」代表、「研究集団ことのは」代表、「実践研究水輪」研究担当を務める傍ら、日本文学協会、全国大学国語教育学会、日本言語技術教育学会などにも所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Gatsby
10
教育は全く同じことを同じ方法でやったとしても、実践する主体が異なれば、結果は同じものにはならないと思う。しかしながら、いろいろな理由でOJTが効果的に機能しにくい現在の学校現場においては、堀氏のこの10の原理・100の原則シリーズのような本が非常に役に立つし、若い先生方は特に、まずは何も言わずにしっかりと読んでみるべきではないかと思う。経験に乏しい先生方が、ここに書かれていることに反論できるようなことはほとんどないだろうと思う。また、中堅・ベテランの先生も若手指導用に熟読することが必要だろう。2013/12/31
しんえい
3
振り返りの意味でサラッと再読。今年度は学級内での約束事を徹底できなかった部分がある。次年度は4月の指導を徹底しよう。特に清掃活動のルールはしっかりさせたい。2021/03/18
しんえい
3
学級経営とは担任が作ったシステムの中で生徒たちの能力を伸ばしていくことである。掃除や行事などのシステム作りを徹底しなければならない。これは授業よりも強く意識するべきなんだろうな。また、円滑な学級経営のためには教員間での連携や保護者との連絡も欠かせない。特に生徒のことを保護者に伝える時には、具体的エピソード+肯定的評価を忘れないように。コミュニケーションに笑いを取り入れながら、人間関係を築くことを意識していきたい。2020/09/19
とりさん
2
学級経営についてわかりやすく書かれている本。中学校をベースに書かれているけど小学校などでも活かせそうなところがあったので活かしていきたい。やっぱり教師同士の連携、協力が欠かせないなと感じるました。2017/06/16
読書家ぴろきち
1
どれもこれも外してはならないことが書かれていた。凡事徹底ということがテーマになるだろうか。この本の中で特に自分が大事にしたいことは具体描写の原理である。ただ単に指導事項のみを伝えるのではなく、目に浮かぶような言葉がけをしていきたい。あこがれの先生はたしかにそれが上手であった。2020/04/27