内容説明
21世紀、ヨーロッパは、アジアは、中東は、南米はどう動くか?世界の趨勢は、「軍事同盟」から地域連合へ。平和、人権、民主主義発展の歴史として世界の動きを見すえてきた著者が、政治・経済の危機に直面した大きな転換期に、冷静な世界の見かたを提起する。
目次
第1章 「アメリカの世紀」の終わり(20世紀は「アメリカの世紀」;アメリカの世界支配 ほか)
第2章 「ヨーロッパ合衆国」は可能か(ドイツの敗北;ドイツの「経済の奇跡」 ほか)
第3章 アジアの国々―経済成長と民主主義(中国;インド ほか)
第4章 「アラブの春」は花開くのか(「アラブの春」の背景;独立達成後のアラブ ほか)
第5章 そして日本は?(一億総懺悔;占領政策―日本民主化から反共基地化へ ほか)
著者等紹介
浜林正夫[ハマバヤシマサオ]
1925年北海道生まれ。1948年東京商科大学(現・一橋大学)卒業。小樽商科大学、東京教育大学、一橋大学、八千代国際大学にて教職につく。一橋大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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