内容説明
大震災を奇貨として、またぞろ首をもたげてきた「構造改革」路線。財界はTPP参加、消費税増税、労働法制や環境法制の「規制緩和」などを一挙に実現しようとねらっています。被災者の生活と仕事の救済を基礎にすえた復興か、財界・大企業の経済成長戦略にそった復興か―日本経済の特徴と世界経済の流れを踏まえて分析した提言の書。
目次
序章 3・11大震災・原発大事故の衝撃
第1章 大震災後の経済情勢―日本経済の新しい特徴
第2章 大震災後の日本経済がめざすべき方向と課題
第3章 「産業空洞化」にどう対応するか
第4章 世界の流れは躍動している―世界経済の矛盾は深まる
終章 歴史に学び、いまこそ日本の労働者・国民のたたかいの底力を
著者等紹介
友寄英隆[トモヨリヒデタカ]
1942年生まれ。一橋大学大学院修士課程修了。月刊誌『経済』編集長などを歴任。現在、労働者教育協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 政治を学ぶ人のために