内容説明
『日本唯物論史』などで知られるわが国の唯物論哲学の開拓者・永田廣志の生涯をまとめ、その理論活動の意義を解明。哲学研究者と在野の郷土史家との共同研究が生み出した成果。本邦初公開の貴重な資料や秘蔵写真も多数紹介。
目次
第1部 永田廣志の生涯(永田廣志の生涯―日本における唯物論哲学の開拓者;父・永田廣志の思い出;永田廣志年譜)
第2部 永田廣志の業績(永田廣志と現代;永田廣志の日本近世哲学思想史研究について;永田廣志の西田哲学批判と現代;永田廣志の業績一覧(著書、訳書、論文および永田廣志に関する論評))
第3部 資料編(「父への手紙」;特高月報;上告趣意書;普通選挙同盟規約;弔辞・追悼文)
著者等紹介
鯵坂真[アジサカマコト]
関西大学名誉教授
上田浩[ウエダヒロシ]
大阪大学非常勤講師
宮田哲夫[ミヤタテツオ]
長野県学習協会副会長
村瀬裕也[ムラセヒロヤ]
香川大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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