内容説明
一人では弱い労働者も、ユニオン=労働組合に入れば「社長と対等!」です。希望を出し合い、団体交渉に参加して、出した要求を使用者と文書で確認し労働協約にすることができるのです。全労連の地域ユニオンや個人加盟の組合はまだまだ小さい組合ですが、偽装請負など職場の違法な働き方や雇い止め・不当解雇を告発し、炭鉱のカナリヤのように職場の危険を知らせる時代のトレンディーな存在として輝いています。
目次
第1章 団体交渉ってなに?(なんのために団体交渉をするのか?;知っておきたい基礎知識 ほか)
第2章 団体交渉はこうやってすすめよう(団体交渉に向けて用意周到な準備を;要求実現に向けた力強い団体交渉を ほか)
第3章 労働協約の結び方(労働協約とはなんだ;なにをどのように結ぶか ほか)
第4章 国際的な視点から―労働協約・労働基準を考える(個別の職場を超えた産別協約交渉;ILO条約・勧告とディーセントワーク ほか)