場所の力―パブリック・ヒストリーとしての都市景観

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場所の力―パブリック・ヒストリーとしての都市景観

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  • サイズ A5判/ページ数 319p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784761531027
  • NDC分類 518.8
  • Cコード C0052

内容説明

本書は、著者自身をはじめとする建築・都市計画の専門家と、歴史家、デザイナーなど、さまざまな人々との協働作業を通じて、「場所の力」を顕在化するための理論と実践について著されたものである。

目次

第1部 パブリック・ヒストリーとしての都市景観(主張が交錯する場所;都市のランドスケープ史―場所の意味と空間の政治学;場所の記憶と都市の保存)
第2部 ロスアンジェルス ダウンタウンの都市景観に見る公共の過去(目には映らないロスアンジェルスの人々;労働者のランドスケープと暮らし;メイソンおばあさんの場所からの光景;あるアフリカ系アメリカ人の家の再発見;エンバシー劇場をめぐるラテン系アメリカ人女性史の再解釈;思い出のリトルトーキョー、1番通り;時を形に具現化しながら、都市を語る;1992年4月29日からのロスアンジェルス)

著者等紹介

ハイデン,ドロレス[ハイデン,ドロレス][Hayden,Dolores]
歴史学を学んだ後に建築学へと転じ、ハーバード大学大学院を修了後、教職に就く。カリフォルニア大学バークレイ校、マサチューセッツ工科大学、カリフォルニア大学ロスアンジェルス校を経て、現在、イエール大学教授。アメリカンスタディを専門とする都市史学者、建築家。現代アメリカの都市・居住問題に関する著作で、数々の賞を受賞

後藤春彦[ゴトウハルヒコ]
1957年富山県生まれ。87年早稲田大学大学院理工学研究科博士課程修了・工学博士。早稲田大学理工学部助手、三重大学工学部助教授、早稲田大学理工学部助教授を経て、98年より、同大学教授。専攻:都市計画(都市景観・地域デザイン)

篠田裕見[シノダヒロミ]
1954年鳥取県生まれ。77年早稲田大学理工学部建築学科卒業、79年~81年メキシコ政府給費留学生、81年早郁田大学大学院修士課程修了、現在、(株)環境と造形代表取締役

佐藤俊郎[サトウトシロウ]
1953年熊本県生まれ。76年九州芸術工科大学環境設計専攻科修了、88年UCLA大学院修士課程修了(都市計画専攻)。現在、(株)環境デザイン機構代表取締役
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。