内容説明
本書は、周波数領域からの直感的な理解と状態空間法の理論的明解さとをできるだけバランスよく取り入れて、連続時間制御の基礎理論や実システムとのギャップが小さいディジタル制御の入門書である。特に、理論展開に偏らず具体的な説明をこころがけるとともに、多くの例を図とともに掲載して理解を助けるよう留意した。
目次
1 ディジタル制御システムの概要
2 離散時間信号とz変換
3 離散時間線形動的システムとパルス伝達関数
4 離散時間線形動的システムの状態空間表現
5 ディジタル制御システムの要素と周波数特性
6 閉ループモデルと内部安定性
7 内部安定なディジタル制御システム
8 ディジタル制御システムの制御性能
著者等紹介
中野道雄[ナカノミチオ]
工学博士。1968年東京工業大学大学院博士課程修了(電気工学専攻)。東京工業大学工学部教授をへて現在、拓殖大学教授。東京工業大学名誉教授
松尾芳樹[マツオヨシキ]
工学博士。1984年東京工業大学大学院博士課程修了(制御工学専攻)。現在、東京工業大学大学院理工学研究科助教授
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