出版社内容情報
全国各地で地域エネルギー事業を通じたまちづくりが加速している。再生可能エネルギーは地方にこそポテンシャルがあり、地域課題解決と併せて実施したり、利益を地域に再投資できる。本書は、地域エネルギー会社のほか、コンサル・自治体・環境省で働く人々のリアルな声から、地域を良くする仕事の魅力・やりがいを伝える。
【目次】
はじめに
1章 全国で拡大中! 地域エネルギー会社の意義と魅力
1 地域エネルギー事業は、地域からの「お金の流出」を防ぐ
2 地域エネルギー会社が、地域共生型再エネを増やす
3 企業が求める再エネを作り、地域の競争力とする
4 地域エネルギー会社が「ローカルシンクタンク」となる
5 地域新電力との違い
6 地域エネルギー会社で働く魅力
2章 まちを変える地域エネルギー会社のリアル
01 地元企業と一丸となり福島の「当たり前の生活」を支える─須賀川瓦斯
02 復興まちづくりから環境未来都市へ、電気事業で貢献する─東松島みらいとし機構
03 エネルギーの地産地消と脱炭素で「やまがた創生」を実現する─やまがた新電力
04 電力需給管理の内製化で地域の自立を目指す─秩父新電力
05 地域でできた電気代の1%で地元を応援する─湘南電力
06 電気事業の収益を活用した山村地域を活性化する─三河の山里コミュニティパワー
07 人材を引きつける職場環境をつくる─ローカルエナジー
08 木質バイオマス発電で地域資源を循環させる─うすきエネルギー
09 環境先進国ドイツでの学びを水力発電事業に活かす─太陽ガス
10 官民連携で再エネ&マイクログリッド事業と人材育成を進める─ひおき地域エネルギー
3章 地域エネルギー会社をサポートする
11 自治体とともに地域脱炭素に挑戦する─テス・エンジニアリング
12 地域再生エネルギーで地元に貢献できる地域新電力を増やす─まち未来製作所
13 前例なきところからオリジナルのゼロカーボンシティをつくる─瀬戸内市
14 地域の課題解決と脱炭素の取り組みをサポートする─環境省
おわりに