出版社内容情報
基礎的自治体のまちづくりのむずかしさ、一方での魅力は、「現場における総合的な解決」を求められることにある。まちづくりの現場は一つ一つ異なり、教科書の手順や成功例をなぞれば良いといったものではない。そこで著者が実践してきたまちづくりにおける失敗やハプニング、試行錯誤とそれらを乗り越える工夫や心構え、熱意などについて述べた。ふだん語られることがないこれらにこそ、読者の抱える悩み、課題の解決に役立つヒントがある。
内容説明
今だからこそ書ける失敗、試行錯誤、工夫。基礎的自治体のまちづくりのむずかしさ、一方での魅力は、「現場における総合的な解決」を求められることにある。まちづくりの現場は一つ一つ異なり、教科書の手順や成功例をなぞれば良いといったものではない。そこで著者が実践してきたまちづくりにおける失敗やハプニング、試行錯誤とそれらを乗り越える工夫や心構え、熱意などについて述べた。ふだん語られることがないこれらにこそ、読者の抱える悩み、課題の解決に役立つヒントがある。
目次
第1章 参加・協働の現場で立ちすくむ
第2章 日常の落とし穴
第3章 庁内のタテ・ヨコの悩みを乗り越える
第4章 「外の人びと」と力を合わせるには
第5章 議会・議員・審議会へしっかり対応する
第6章 メディアとどう付き合うか
第7章 新しい課題に向き合う
寄稿 まちづくり職員の専門性と人材育成
著者等紹介
鳥山千尋[トリヤマチヒロ]
まちづくりプランナー。復興まちづくり研究所幹事/杉並区建築審査会委員(会長)。1946年東京生まれ。69年明治大学工学部建築学科卒業。建築設計事務所などを経て、74年杉並区に勤務。主にまちづくり、建築行政を担当する。まちづくり推進課長、建築課長、都市計画課長、まちづくり担当部長などを歴任。参加・協働のまちづくりに広く携わる。2007年杉並区を定年退職。区民生活部参事(文化施策担当(非常勤))として区立劇場「座・高円寺」の開設準備などを担当。その後、社会福祉法人理事を経て、2012年NPO復興まちづくり研究所設立に参加。陸前高田市長洞集落の復興支援、世田谷区、港区などの防災施策支援を行う。一級建築士、技術士(建設部門/都市及び地方計画)
有田智一[アリタトモカズ]
筑波大学システム情報系社会工学域教授(都市計画、都市・住宅政策など)。建設省、建築研究所などをへて筑波大学に異動。多くの自治体の都市計画審議会、建築審査会委員を務める
柳沢厚[ヤナギサワアツシ]
都市計画家/まちづくりコンサルタント/C‐まち等の計画室代表。政府や多くの自治体の都市計画審議会、建築審査会等の委員を務める。現在、長野県都市計画審議会会長、元日本都市計画家協会常務理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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