出版社内容情報
資本主義、民主主義の希望や危機が都市のあり方を問うている。その最前線であるニューヨークは、なぜ、公共空間にこれほどのエネルギーを注ぐのか?公園・水辺・ストリート・公開空地の再編から、多様なプレイヤーが共創する制度・組織の設計まで、公共空間から人と都市の関係を再構築する、エキサイティングな都市改革。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takao
3
ふむ2024/03/25
あゆみ
1
ニューヨークの最新のパブリックスペース関係の動向がまとめられていた。2024/01/04
snzkhrak
0
仕事でNYに行く予定があり予習のため選書。前回行ったのは2007年なので約20年ぶり。当時はハイラインも無かった。やはり容積率を梃子にした都市整備手法が気になった。ハドソンヤードが3,300%、ヴァンダービルトが3,000%。東京よりも高度利用が促されているとはいえ、ただただ高度利用という訳では無く、東京ではまだ未導入のアフォーダブル住宅の整備や、何より歴史的建造物の保存は、根本には耐用年数の考え方の違いがあるのかもしれないが、容積移転の活用により、東京よりもよほど上手に実現されている印象を受けた。2025/01/17