出版社内容情報
自治会など地縁型の組織とNPOなどテーマ型の組織が補完しあう「地域自治」のしくみが広がっている。民主性と開放性のある新しい地域社会はどうすれば実現できるのか?この動きをリードしてきた著者らが、理論的背景と行政・地域におけるしくみづくりの方法、各地の事例を紹介。「地域自治のしくみづくりQ&A」も収録。
内容説明
自治会など地縁型の組織とNPOなどテーマ型の組織が補完しあう「地域自治」のしくみが広がっている。民主性と開放性のある新しい地域社会をつくる方法として期待が高まっているが、その目的や手法を整理せずに導入しても成功することは難しい。本書はこの動きをリードしてきた著者らが、理論的背景と行政・地域双方におけるしくみづくりの方法、各地の事例をわかりやすくまとめた実践のための手引き。「地域自治のしくみづくりQ&A」も収録。
目次
第1部 地域自治のしくみはなぜ必要なのか(地域自治の現状と課題;地域自治システムのめざすもの;地域自治の法理論)
第2部 地域自治のしくみをどう設計するか(自治体に合ったしくみをどうつくるか;合意形成と住民自治協議会設置過程のデザイン;行政・中間支援組織の支援と役割)
第3部 実践に学ぶ(地域自治のさまざまなかたち;地域自治のしくみづくりQ&A)
著者等紹介
中川幾郎[ナカガワイクオ]
帝塚山大学名誉教授、大阪大学博士(国際公共政策)、地方自治、行政学、公共文化政策などを専攻。日本文化政策学会顧問(初代会長)、自治体学会顧問、コミュニティ政策学会副会長などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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