出版社内容情報
最先端8カ国から日本への示唆に富む事例を選びその魅力と戦略を紹介。豊富な写真や地図を掲載。グーグル地図につながるHPも用意
日本のリノベーションと、それを起爆剤としたまちづくりのリーダーである筆者が、調査してきた米、英、仏、独、そしてオランダ、スペイン、タイから、日本への示唆に富む事例を選び、その魅力と戦略、支える仕組み、効果を紹介。豊富な写真や地図とともに、グーグルのマイマップ、ストリートビューなどにつながるHPも用意
はしがき
序章 リノベーションのまちづくり
0・1 近代都市理論と近代建築様式
0・2 近代主義の破綻と修正
0・3 リノベーション・リジェネレーション・コンバージョン
0・4 破綻都市の再生と救済
0・5 歴史都市の保存と再生
第1章 アメリカの動き1―ニューヨーク
1・1 ワールド・トレード・センター
1・2 ハイライン
1・3 ミッドタウン
1・4 サウス・ストリート・シーポート
1・5 ウィリアムズバーグ
1・6 ブリックリン・ハイツ
第2章 アメリカの動き2-ウエストコースト
2・1 パイク・マーケット・プレイス:シアトル
2・2 パール・ディストリクト:ポートランド
2・3 フィッシャーマンズ・ワーフ:サンフランシスコ
2・4 フェリー・ビルディング・マーケット:サンフランシスコ
2・5 ノース・バークレー・グルメゲットー:サンフランシスコ
第3章 イギリスの動き
3・1 キングス・クロス/セント・パンクラス駅:ロンドン
3・2 キングス・クロス・プロジェクト:ロンドン
3・3 アースナル:ロンドン
3・4 ホクストン:ロンドン
3・5 キャッスル・フィールド/ニュー・イズリントン:マンチェスター
3・6 パークヒル:シェフィールド
3・7 オルトン:ロンドン
第4章 パリの動き
4・1 トゥール・ボア・ル・プレートル
4・2 モンマルトル
4・3 104
4・4 アル・パジョル
4・5 キャロー・デュ・タンプル
4・6 プティット・サンチュール
第5章 ドイツの動き
5・1 ジートルング:ベルリン
5・2 ハウスハルテン:ライプチッヒ
第6章 オランダの動き
6・1 ロイドホテル:アムス
6・2 元チューインガム工場:アムス
6・3 トロウ:アムス
6・4 ロイドクォーター:ロッテルダム
6・5 ファン・ネレ工場とユスタス団地:ロッテルダム
6・6 BKシティ:デルフト
6・7 カブファブ:ハーグ
第7章 バルセロナの動き
7・1 ラバル地区
7・2 ボルン・カルチャー・センター
7・3 ポブレノウ地区
7・4 バルセロナ郊外
第8章 アジアの動き
8・1 周庄:上海
8・2 田子坊:上海
8・3 新天地:上海
8・4 莫干山:上海
8・5 中国美術院:杭州
8・6 798芸術区:北京
8・7 RCAC:バンコク
終章 レガシー・レジェンド・ストーリー
謝辞
アクセス・参考図書情報
【著者紹介】
松永安光/一般社団法人HEAD研究会理事長/近代建築研究所主宰。1941年生まれ、芦原建築事務所を経てSKM設計計画事務所を共同主宰。鹿児島大学教授を経て現職。新日本建築家協会新人賞、建築学会作品賞受賞。主な著書に『まちづくりの新潮流』『地域づくりの新潮流』『建築入門~世界名作の旅100』など
内容説明
海外の最先端の都市では、地域に集積したストックの再生を起爆剤としてエリア価値を高めるとともに、新しいビジネスを育て雇用を生み出す「リノベーションまちづくり」が進んでいる。そこで本書は、わが国のリノベーションまちづくりのリーダーである筆者が調査してきたアメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、オランダ、スペイン、中国、タイから、日本への示唆に富む事例を選び、その魅力と支える仕組み・効果を紹介する。読みやすい文章と多数の写真、図で、専門家にはもちろん、リノベーションに関心を持つ行政、企業、土地所有者にも、その可能性を感じていただきたい。
目次
序章 リノベーションのまちづくり
1章 アメリカの動き1―ニューヨーク
2章 アメリカの動き2―ウエストコースト
3章 イギリスの動き
4章 パリの動き
5章 ドイツの動き
6章 オランダの動き
7章 バルセロナの動き
8章 アジアの動き―上海・杭州・北京・バンコク
終章 レガシー・レジェンド・ストーリー
著者等紹介
松永安光[マツナガヤスミツ]
一般社団法人HEAD研究会理事長/近代建築研究所主宰。1941年生まれ。東京大学工学部卒業、ハーバード大学デザイン大学院修了。芦原建築事務所を経てSKM設計計画事務所を共同主宰。鹿児島大学教授を経て現職。新日本建築家協会新人賞、建築学会作品賞、都市住宅学会賞受賞
漆原弘[ウルシバラヒロシ]
1990年早稲田大学建築学科大学院修士課程修了後、SKM設計計画事務所/近代建築研究所勤務。1995年より、英国ヨーク大学博士課程で集合住宅デザインの研究を行い、博士号取得。その後は英国、アイルランドで、学校など教育施設の設計を主に担当。同時に、住宅デザイン、住宅政策、アーバン・デザインなどの研究活動も行い、論文の発表、翻訳などを続ける。建築学博士、一級建築士、英国政府登録建築家、英国王立建築家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まめタンク
yyhhyy
ishiwatari_t