出版社内容情報
戦後の日本が、ダイナミックに進化させてきた「文化政策」を、歴史と領域の広がりを軸に整理した本格的な概論書。文化行政関係者必読
戦後、文化政策は大きく変化してきた。国による法整備に始まり、行政の文化化を目指した70年代。ハコモノを量産した80年代。そして多様な主体の参画や文化による地域再生戦略に至った現在までを、日本の現場に即して大きく俯瞰。ダイナミックに進化してきた文化政策を、歴史と領域の広がりを軸に整理した本格的な概論書。
■第1部 文化政策の誕生・発展
1章 国の文化政策
2章 自治体文化行政の誕生と行政の文化化
3章 公立文化施設
4章 文化経済学
■第2部アーツ・マネジメントへの飛躍
5章 文化政策飛躍の時代(1990年代以降)
6章 アーツ・マネジメント
7章 多様化する事業主体
8章 多様化する芸術表現
9章 アート・フェスティバル
10章 場の記憶にこだわるアート
■第3部 創造都市政策へ・文化による地域再生
11章 文化による地域再生の時代(1)1990年代まで
12章 文化による地域再生の時代(2)2000年代以降
13章 創造経済・創造産業
14章 世界に広がる創造都市政策
15章 創造都市形成へ向けた政策
【著者紹介】
野田邦弘(のだ・くにひろ)/鳥取大学地域学部地域文化学科教授(文化政策、創造都市論)。早稲田大学政治経済学部卒業。2004年までは横浜市職員としてコンテンポラリーダンスフェスティバル「ヨコハマアートウェーブ’89」の企画制作や「横浜みなとみらいホール」の開設準備など文化行政に携わる。2003年には「クリエイティブシティ・ヨコハマ」の策定に関わり、新設の文化芸術都市創造事業本部創造都市推進課初代担当課長に就任、第2回横浜トリエンナーレ等を担当した。文化経済学会理事(元理事長)、日本文化政策学会理事、NPO法人都市文化創造機構理事、鳥取県文化芸術振興審議会長、鳥取県地方自治研究センター理事長、あいちトリエンナーレ実行委員などを兼任。
内容説明
包括的かつ具体的で読みやすい文化政策論。文化政策や現場の専門家必読の書!
目次
第1部 文化政策の誕生と発展(国の文化政策;自治体文化行政の誕生と行政の文化化;公立文化施設 ほか)
第2部 アーツ・マネジメントへの飛躍(文化政策飛躍の時代―1990年代以降;アーツ・マネジメント;多様化する事業主体 ほか)
第3部 創造都市政策と文化による地域再生(文化による地域再生の時代(1)―1990年代まで
文化による地域再生の時代(2)―2000年代以降
創造経済、創造産業 ほか)
著者等紹介
野田邦弘[ノダクニヒロ]
鳥取大学地域学部地域文化学科教授(文化政策、創造都市論)。早稲田大学政治経済学部卒業。2004年までは横浜市職員としてコンテンポラリーダンスフェスティバル「ヨコハマアートウェーブ’89」の企画制作や「横浜みなとみらいホール」の開設準備など文化行政に携わる。2003年には「クリエイティブシティ・ヨコハマ」の策定に関わり、新設の文化芸術都市創造事業本部創造都市推進課初代担当課長に就任、第2回横浜トリエンナーレ等を担当した。文化経済学会理事(元理事長)、日本文化政策学会理事、NPO法人都市文化創造機構理事、鳥取県文化芸術振興審議会長、鳥取県地方自治研究センター理事長、あいちトリエンナーレ実行委員などを兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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