工匠たちの技と知恵―世界の住まいにみる

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  • サイズ A5判/ページ数 175p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784761524159
  • NDC分類 527
  • Cコード C0052

内容説明

世界各地に残る無名の住まい、伝統的であるがゆえに顧みもされず消え去った建築。そこには、構法、デザインにおいて地域や時代を超えた普遍性がみつかる。耐震、水害対策、木構造、井楼組、ハイブリッド構造、棟持柱、ピロティ、渡り腮、双倉、反り棟、屋根勾配、屋根形態などを題材に、歴史を辿りその意味を探る。

目次

床が横に動く住まい
浮上する高床の住まい
地震帯になぜ井楼組が残っているのか
鼠返しの効用
木を縦・横に使うハイブリッドな構造
棟持柱はなぜ消えたか
ピロティは杭なのか、柱なのか
渡り腮は強かった
双倉と「一+一=三」の空間
反り棟の住まい
屋根の勾配をどうやって決めるか
屋根の形と街並みのデザイン

著者等紹介

太田邦夫[オオタクニオ]
1935年東京都生まれ。1959年東京大学工学部建築学科卒業、(株)現代建築研究所入社。1961年東京大学教養学部図学教室助手。1966年東洋大学工学部建築学科助教授。1984年東ヨーロッパの伝統的木造建築の研究で工学博士号を取得、同学科教授。2001年ものつくり大学建設技能工芸学科教授。2005年同大学退職、太田邦夫建築設計室を主宰する傍ら執筆活動に従事。東洋大学・ものつくり大学名誉教授、(財)竹中大工道具館理事、(財)住宅総合研究財団評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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