内容説明
本書は、設計に必要な建築計画の基礎を、全編イラストで表現することによって、楽しく、そして着実に身につけようとした東京工業大学青木研究室と日本大学浅野研究室の新しい試みの成果である。一目でわかるように「問題点を含んだ都合の悪い例」とそれを改善した「こうした方がよい例」を明解なイラストで左右に並べて表示し、何が問題で、どうすればよくなるかがイラストを見るだけではっきりと理解できるように構成した。
目次
第1部 共通事項(設計方法;安全設計;バリアフリー設計;環境設計;設計に必要な基礎知識)
第2部 各種施設(病院;高齢者施設;住宅;保育所;学校 ほか)
著者等紹介
青木義次[アオキヨシツグ]
1946年生まれ。東京工業大学卒業。建設省建築研究所研究員、カーネギーメロン大学客員助教授を経て、東京工業大学教授、現在に至る。計画の基礎理論に興味を持つ
浅野平八[アサノヘイハチ]
1945年福岡県生まれ。1971年日本大学大学院理工学研究科修士課程修了。1989年「地域集会施設の機能構造に関する研究」で工学博士取得。1994年日本大学教授、現在に至る
木下芳郎[キノシタヨシロウ]
1973年北海道釧路市生まれ。1995年東京工業大学卒業。現在、東京工業大学大学院理工学研究科助手。建物や部屋の正面性、軸性がどのようにしてわかるのかといった、建築空間の理解のされ方に関心がある
広田直行[ヒロタナオユキ]
1959年北海道生まれ。1986年日本大学大学院生産工学研究科修士課程修了。同年(株)日本工房入社。1999年「生涯学習関連施設のオープンスペースに関する研究」で博士(工学)取得。2002年日本大学専任講師、現在に至る
村阪尚徳[ムラサカナオノリ]
1977年三重県松阪市生まれ。2002年3月東京工業大学建築学科卒業。現在、東京工業大学大学院理工学研究科修士課程在学中
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