出版社内容情報
大注目のパッシブデザイン、太陽や風とうまく付き合う暮らし方、設備の選び方など、賢く、楽しくできる家庭の省エネ手法が満載「家庭の省エネ=我慢、面倒」ではない。太陽光発電だけでもない。きちんとした情報を持てば、ちょっとした工夫で日々の暮らしを快適にしつつ省エネができる。これまで住まいの省エネに取り組んできた著者が、自然を取り込む工夫、暮らしの知恵、無理のない省エネ技術を、実例も交えながら解説。藻谷浩介らとの対談も必読。
第1章 エネルギーを巡る状況
エネルギーは社会の血液
我が国のエネルギーに関する課題
再生可能エネルギーへのシフトと省エネルギー
福島原発事故とその後
第2章 家庭の省エネルギーを巡る状況
家庭の省エネルギーを進める意義
数字で見る家庭の省エネや省電力消費を進める意義
「一次エネルギー」の意味
家庭の省エネに対する意識
国全体で省エネに対する知識不足がある
第3章 家庭の省エネを進める具体的な方法
1 パッシブデザインとパッシブな暮らし
冷房エネルギーを減らす4人の答え
エネルギーの「エンドニーズ」を考える
エンドニーズエネルギー
建物に工夫する?パッシブデザイン?
冬の暖かさを実現するパッシブデザイン?冬のパッシブ?
夏の涼しさを実現するパッシブデザイン?夏のパッシブ?
明るさを実現するパッシブデザイン?通年のパッシブ?
断熱性能の向上はとても大きなメリットを生む
南面の窓を大きく取るべきかの判断
断熱性と蓄熱性を日射取得に組み合わせる
夏の基本、日射遮へいのポイント
通風性能を上げる工夫はおもしろい
太陽や風とうまく付き合う暮らし方をする?パッシブな暮らし?
暖涼感と快適・健康
2 省エネにつながる設備機器
電気、ガス、灯油などの比較
電気は発電方法によって評価が変わる
太陽光発電と太陽熱給湯
暖房設備と省エネ
給湯設備と省エネ
換気設備や照明設備と省エネ
家電や調理と省エネ
設備機器を賢く使う
集合住宅における省エネ
地域別・用途別の一次エネルギー消費量
1985家族に向かおう
第4章 省エネルギーの住まいと暮らしをつくる1985アクション
3.11前後
原子力発電に頼らない社会にするには?
家庭の一次エネルギー消費量と電力消費量を半分にしよう
多くの仲間が賛同してくれた
家庭での省エネを普及させるには
暮らし省エネマイスター検定
1985地域アドバイザー拠点
勉強会の開催
1985シミュレーター
1985アクションナビ
1985アクションHEMS
全国省エネミーティング
情報提供としての書籍の出版
第5章 エネルギー1/2家族訪問
少しずつ暮らしを見直して1985家族を達成:山口県岩国市Kさん
楽しく、かしこく省エネに向かう実験と実践を重ね続ける:群馬県佐波郡Mさん
暖かさと柔らかな光に包まれて赤ちゃんと暮らす:埼玉県川越市Hさん
[資料]自宅のエネルギー消費レベルを確認する方法
対談
女性目線でエネルギー、自然、地域をとらえる:大橋マキ×野池政宏
長野県の環境エネルギー戦略:中島恵理×野池政宏
地域振興とわが国が抱える「住」の課題:藻谷浩介×野池政宏
野池 政宏[ノイケ マサヒロ]
著・文・その他
内容説明
太陽や風とうまく付き合う暮らし方、省エネ設備の選び方など、具体的手法が満載!対談:藻谷浩介、大橋マキ、中島恵理。
目次
第1章 エネルギーを巡る状況
第2章 家庭の省エネルギーを巡る状況
第3章 家庭の省エネを進める具体的な方法
第4章 省エネルギーの住まいと暮らしをつくる1985アクション
第5章 エネルギー1/2家族を訪問
対談
著者等紹介
野池政宏[ノイケマサヒロ]
1960年生まれ。住まいと環境社代表。岡山大学理学部物理学科卒。(一社)Forward to 1985 energy life代表理事。NPO法人WOOD AC理事、自立循環型住宅研究会主宰。暮らし向上リフォーム研究会主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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