出版社内容情報
動きもしない。語りもしない。感情ももたない。そんな「生き物」と、人間はいかにして向き合うことが可能なのか。最も身近でありながら、最も遠い生き物との関係を考えるために、これまでとは異なる人間観や倫理が、わたしたちには必要なのかもしれない。植物・庭を手がかりに「ベジタル(植物的)な未来」を考察してみる「WORKSIGHT」リニューアル第1弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
lyrical_otoca
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動物への倫理は割と言われやすいのに対して、生きてるのかよくわからん植物はあまり言われない中植物倫理を取り上げていて面白かった。植物って生きてるのか死んでるのかよくわからんな……って思ったら、本作中でも切り取った後も成分を放出している材木がある話を読んで面白かった。ブックレコメンドもあるから、興味がある人は紹介された本を読んでみるのもいいかも。2025/06/03
Masaki Iguchi
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たまにはこういう本も。人間よりもはるか昔からある植物には、人間とは違う知性があってもおかしくないよなぁ。2024/02/17
たる
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プランツケアの哲学がいいね2022/10/22