特別支援学校教育実習ガイドブック―インクルーシブ教育時代の教員養成を目指して

遠藤 愛/宇田川 和久/〓橋 幸子【編著】

学苑社（2022/05発売）

• サイズ B5判／ページ数 142p／高さ 26cm
• 商品コード 9784761408336
• NDC分類 378
• Cコード C3037

出版社内容情報

特別支援学校の教育技術や指導理念は、通常の学校でも応用できる実践技術です。本書は、将来インクルーシブ教育を担う人に向けて、児童生徒の実態把握、指導案の作成方法など、特別支援学校の教育実習に必要な知識を解説しています。これから実習に臨む学生、受け入れ校の教員、養成校の実習担当者、特別支援学級や通級の初任者にも必携の１冊です。

内容説明

特別支援学校の教育技術や指導理念は、通常の学校でも応用できる実践技術です。本書は、将来インクルーシブ教育を担う人に向けて、児童生徒の実態把握、指導案の作成方法など、特別支援学校の教育実習に必要な知識を解説しています。これから実習に臨む学生、受け入れ校の教員、養成校の実習担当者、特別支援学級や通級の初任者にも必携の１冊です。

目次

イントロダクション　特別支援学校の基本的情報をおさえよう
第１部　基礎知識編―特別支援学校について知ろう（特別支援学校ってどんなところ？；特別支援学校の教育課程）
第２部　実習・実践編―教育実習の準備と実践（教育実習の流れと基本的枠組み；教育実習における学びの視点；実習日誌；研究授業と学習指導案）
第３部　事後指導編―教育実習の振り返りと進路選択（教育実習後の手続きと振り返り；インクルーシブ教育に向けて）
資料　現職者の先生からのメッセージ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[じゃがたろう]

ニッチな本だが、一定の需要があると思われる。資料性が高く、貴重な本でもある。都道府県等による個別性、多少の違いはあるにせよ、最適解を見出し、それを言語化・書籍化したことが素晴らしい。教育人口は減少しているにも関わらず、特別支援教育の対象児童は増えているという不均衡な傾向は今後もしばらく続くことが予想される。障害だけではないが、一人ひとりの教育的ニーズに寄り添っていける人材は今後ますます重要になる。それくらい教育界の人材不足が懸念されている。とりあえず資格とっておくか、という心持ちも残念ではあるが。

2024/08/19