内容説明
懐かしさ出会い療法とは、動作法の快適な心身の体験によって、懐かしい過去と出会い、新たな自分を発見するための援助方法である。本書では、懐かしさと出会うことによって、生きている喜びやポジティブな人生の意味を見いだし、自己存在の実感へとつながった高齢者を中心に紹介しながら、懐かしさ出会い療法の方法と実際を詳述する。
目次
第1章 思い出を語ることの臨床心理学的意義
第2章 身体に埋め込まれた感情や認知
第3章 動作法の体験による自己イメージの変化
第4章 とけあい動作法
第5章 懐かしさ出会い療法
第6章 高齢者へのグループ懐かしさ出会い療法
第7章 高齢者への個人懐かしさ出会い療法
第8章 病気療養中の人への懐かしさ出会い療法
第9章 悲しみを癒す懐かしさ出会い療法
著者等紹介
今野義孝[コンノヨシタカ]
1948年、秋田県生まれ。東京教育大学大学院教育学研究科博士課程中退。教育学博士(筑波大学)。現在、文教大学人間科学部教授。専門は、障害児心理学、臨床心理学、健康心理学。資格は、臨床心理士、心理リハビリテイションスーパーバイザー、学校心理士、専門行動療法士、指導健康心理士、自閉症スペクトラム支援士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 教員哀史