出版社内容情報
個人心理学を確立したアドラーの代表作。単独訳であった旧『現代人の心理構造』『現代人のこころ』を改題、新たに共訳した普及版。
内容説明
アドラーの教えの核心。人間を知ること―その心理と人間知を究め、そこから学問体系を構築しようとしたアドラーの、劣等感と共同体感覚から考察する人間学入門。アドラー心理学の代表作の改訂新訳。
目次
第1部 総論(人間の心;心の生活の社会的性質;子どもと社会;外界の印象;劣等感と自分を認めさせる努力;生に対する準備;男女両性の関係;きょうだい)
第2部 性格論(一般論;攻撃的・積極的な人の性格特性;非攻撃的・消極的な人の性格特性;その他の性格の表出形態;情動)
著者等紹介
アドラー,アルフレッド[アドラー,アルフレッド] [Adler,Alfred]
1870年、オーストリアのウィーン郊外に生まれる(晩年、アメリカに移住)。精神科医、精神分析医、心理学者。最初、フロイトの研究グループに招かれ精神分析と関わるようになる。後にフロイトと一線を画し、劣等感、共同体感覚、パーソナリティ理論、心理療法の研究・実践で活躍し、アドラー心理学とよばれる独自の「個人心理学」を確立した。近年には、いわゆる自己啓発研究の先駆者としても注目されている。1937年逝去。著書多数
山下肇[ヤマシタハジメ]
1920年、東京生まれ。ドイツ文学者。東京大学教授、同教養学部長、日本戦没学生記念会事務局長、わだつみのこえ記念館館長など歴任。2008年逝去。訳書はヘッセ、カフカ、トーマス・マンなどの他、エルンスト・ブロッホ『希望の原理』(共訳、日本翻訳文化賞)、ゲーテ『ファウスト』(同賞)など多数
山下萬里[ヤマシタバンリ]
1948年、埼玉県生まれ。ドイツ文学者山下肇の次男。中央大学独文科博士課程後期満期退学。拓殖大学名誉教授。ドイツ・オーストリア文学、比較文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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壱萬参仟縁
かずぼう
ノンミン
☆ツイテル☆