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内容説明
「言語の指導法」に始めから完成された方法・手法などはない。そのために指導者は、できるだけ多くの臨床体験と指導法の背景にある理論を知り、子どものニーズに的確に対応する指導手続きを組み立てていかなければならない。本書は様々な教育現場、医療機関、地域センターなどで実践されている支援(補助代替手段を用いた指導、学童期における指導、学習障害・社会性の問題をもつ子どもへの指導、および乗馬セラピーという関連領域からのアプローチ)を紹介する。言語臨床の初心者はもちろん経験者にも洞察を深め、臨機応変な指導を実践するための格好の手引書。
目次
1 補助代替手段を用いた指導(コミュニケーションが一方通行なりがちで知的障害を伴った表出性言語発達遅滞児の音声言語表出にむけた指導経過について;サイン言語を適用した言語発達遅滞の指導事例 ほか)
2 学童期における指導(学齢期の言語発達遅滞の指導―「聞く」力「話す」力の焦点を当てて;言語発達遅滞児の指導―語彙理解の広がりを中心に ほか)
3 学習障害・社会性の問題をもつ子どもへの指導(言語発達の遅れから学力の習得および社会性の発達に困難を示す事例;学習障害・社会性の問題をもつ子どもへの指導)
4 関連領域からのアプローチ(発達障害児への乗馬セラピーの試み―乗馬セラピーの「効果測定チェックリスト」の開発とその効果性の検討;障害者乗馬への提言)
著者等紹介
飯高京子[イイダカキョウコ]
上智大学外国語学部
津田望[ツダノゾミ]
のぞみ発達クリニック
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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