深読みしたい人のための超訳歴史書図鑑

伊藤 賀一【監修】

かんき出版（2023/01発売）

• サイズ 46判／ページ数 271p／高さ 19cm
• 商品コード 9784761276485
• NDC分類 210.031
• Cコード C0021

出版社内容情報

こんなことが書いてあったんだ!
日本史を作り上げた一級史料が1冊でざっとわかる!

本書は、日本史を作った66の歴史書を、日本一生徒の多い社会科講師、スタディサプリの伊藤賀一先生のわかりやすい解説と、イラストでざっくり知ることができます。

また、それぞれの歴史書から学べる教訓は何か?
私たちが生活や仕事に活かすことができる伊藤先生からのアドバイスも収録しました。
歴史上のできごとすべてには、表の部分と裏の部分があります。
歴史書は、おもに表の部分が書かれていることが多いのですが、実は、裏につながる大事なことが書かれていることがあります。

歴史を深読みしたい人にピッタリの1冊です!

【本書に収録されている歴史書の例】
CHAPTER1 奈良時代から平安時代
古事記 日本書紀 正倉院文書 古今和歌集 寛平御遺誡 源氏物語 今昔物語集 日本紀略etc

CHAPTER2 鎌倉時代から室町時代
平家物語 愚管抄 元亨釈書 吾妻鏡(東鑑)神皇正統記 太平記 菅浦文書 大乗院寺社雑事記・大乗院日記目録etc

CHAPTER3 安土桃山時代から明治時代
日本史 信長公記 多聞院日記 三河物語 本朝通鑑 東寺百合文書 読史余論 都鄙問答 日本外史 経世論の書物群 徳川実紀 大君の都 徳川十五代史etc

内容説明

史実？それとも、脚色？６６の一級史料で日本史がもっと面白くなる！大人の学びなおしにもピッタリ教養も身につく！高校日本史の「文化史」対策にもおすすめ！

目次

１　奈良時代から平安時代まで（古事記；日本書紀；風土記　ほか）
２　鎌倉時代から室町時代まで（平家物語；愚管抄；方丈記　ほか）
３　安土桃山時代から明治時代まで（日本史；信長公記；甲陽軍鑑　ほか）

著者等紹介

伊藤賀一［イトウガイチ］
１９７２年９月２３日京都生まれ。リクルート運営のオンライン予備校『スタディサプリ』で日本史・歴史総合・倫理・政治経済・現代社会・公共・中学地理・中学歴史・中学公民の９科目を担当する「日本一生徒数の多い社会講師」。新選組で有名な壬生に育つ。朱雀第一小学校→中京中学校→私立洛南高校→法政大学文学部史学科卒→４３歳で一般受験で早稲田大学に入学。２０２２年３月に早稲田大学教育学部生涯教育学専修を卒業。東進ハイスクール最年少講師として３０歳まで出講後、教壇を一旦離れる。全国を住み込みで働きながら見聞を広め、四国遍路を含む４年のブランクを経て秀英予備校で復帰（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[スターライト]

『古事記』『日本書紀』から19世紀のイギリス人女性イザベラ・バードの旅行記『日本奥地紀行』までを取り上げ、最新の知見（学生時代には定説となっていた作者が実は定かでないとか）もまじえて作者・成立年代・巻数・分類を提示しながら、その内容をコンパクトにまとめた本。史実と創作をまじえた書物から、時代を反映した軍記物・旅行記・自然科学書など多岐にわたる。中には完結までに200年以上を要した『大日本史』や500巻以上に及ぶ『徳川実記』など歴史書の奥深さが味わえる。

2023/03/26

[Yoshihiro Yamamoto]

A+ 歴史を学ぶと、出来事の後ろにその事象を記録した文献が括弧書きで書かれていることが多い。しかし、（看聞御記）とか（多聞院日記）とか書かれていても、「いつ・誰が書いた史料なのか」を気にしたことがなかった。そんな中でこの本を書店で見つけて、さまざまな歴史書を一覧して見たくなり購入。「古事記からイザベル・バードの日本奥地紀行」まで、幅広いジャンルにわたって、押さえておくべき歴史書を網羅している。既存の事典には載っていないような裏話も含んでおり、毎日２冊づつ読みながら年表に記録するのはとても楽しい作業だった！

2023/09/28

[takao]

ふむ

2023/07/07

[skr-shower]

超訳？各種日本の歴史書紹介。この本100巻もあったの⁈なビックリ情報があります。面白いかは別ですが。

2023/03/16

[しまちゃん]

日本の歴史について、各時代の歴史書をピックアップして、作者・編纂した人物、成立した年代、構成冊数、分野（歴史書、地誌、公文書、歌集、物語、歌物語、氏族名鑑、遺訓、辞書、随筆、思想書、日記、歴史物語、説話集、国史、軍記物語（軍記物）、紀行、記録、外交史・外交文書集、書状、絵図面、伝記、軍学書、古文書、農書、数学書、歴史書、注釈、経世論、手記、日本研究所、植物図鑑、動物図鑑、旅行記）を記載しています。教科書から学ぶのとは違う日本の歴史が見えてきます。

2023/03/11