ボケ日和―わが家に認知症がやって来た!どうする?どうなる?

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ボケ日和―わが家に認知症がやって来た!どうする?どうなる?

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784761275440
  • NDC分類 493.75
  • Cコード C0095

出版社内容情報

梅沢富美男夫妻推薦!
この本に書いてあることを覚えておけば一生安心だね。

イラストは、『大家さんと僕』の矢部太郎氏

認知症の進行具合を、春・夏・秋・冬の4段階に分けて、そのとき何が起こるのか?どうすれば良いのか?を多数の患者さんのエピソードを交えて描いた、心温まるエッセイ。

人生100年時代、誰もが避けられない道
知っていれば、だいたいのことは何とかなるもんです。
認知症専門医が教える、ボケ方上手と介護上手

内容説明

認知症の進行具合を、春・夏・秋・冬の4段階に分けて、そのとき何が起こるのか?どうすれば良いのか?を多数の患者さんのエピソードを交えて描いた心温まるエッセイ。

目次

第1章 ちょっと変な春“認知症予備軍”(はじまりは「ちょっと変」;待つことが難しくなってくる ほか)
第2章 かなり不安な夏“初期・軽度”(進行はゆっくりです;薬の管理ができなくなる ほか)
第3章 困惑の秋“中期・中等度”(もっともつらい時期は、2年で終わります;幻覚への対処は「聞いてみる」 ほか)
第4章 決断の冬“末期・重度”(物事への関心が薄れ、生活のすべてに介助が必要になる;いつまで家で生活できる? ほか)

著者等紹介

長谷川嘉哉[ハセガワヨシヤ]
1966年、名古屋市生まれ。名古屋市立大学医学部卒業。認知症専門医、医学博士、日本神経学会専門医、日本内科学会総合内科専門医、日本老年病学会専門医。祖父が認知症になった経験から医師の道を志し、夢を実現。病気だけでなく生活、家族も診るライフドクターとして活動し、医療、介護、社会保障サービスから民間保険の有効利用にまで及ぶ。在宅医療では開業以来、50,000件以上の訪問診療、500人以上の在宅看取りを実践している。現在、医療法人ブレイングループ理事長として、在宅生活を医療・介護・福祉のあらゆる分野で支えるサービスを展開している。著書に、ベストセラーとなった『親ゆびを刺激すると脳がたちまち若返りだす!』(サンマーク出版)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ネギっ子gen

79
【笑えると、介護ってけっこう何とかなるのです】自身が元・介護家族である認知症専門医が、認知症の進行具合を春・夏・秋・冬の4段階に分け、そのとき何が起こるのか、どうすれば良いのかを患者のエピソードを交えて紹介。著者は書く。<認知症がどう進行するかを知っていると、患者さんにギョッとするような症状が出てきても、介護者さんは余裕をもって対処ができます。ときどき、笑えます。すさみがちになる心を守れます。まずは、患者さんよりも、介護者さんの心身を守ること。ご家族に認知症の方が出てきたとき、これが一番大切なこと>と。⇒2023/12/20

じいじ

74
長閑な『ボケ日和』のタイトルが好いじゃないですか。常々家内や子供たちに、じいじは「まだ大丈夫だよ」と啖呵を切っている身として読んでみたくなった。「いま、認知症を治す薬はない!」と著者の先生は曰く。また、人は誰でも○十歳になったらボケるとは決まっていません。私のおやじは93歳で他界する2・3年前まではボケる気配はありませんでした。読み終えて、冷静に自分を見ると、先生の言う「認知症予備群」に、私が突入しているのが分かりました。家内は勿論、娘・息子にも迷惑をかけないで逝きたいと思いました。【図書館】2024/10/30

yumiha

49
認知症の現実はほっこり温かくはないんだけれど、マイナスイメージを払拭するようなタイトル。あらかじめ知っておけば、だいたいのことは何とかなると認知症専門医である著者がおっしゃる。認知症の中核症状(前頭葉の機能の低下、とっさの判断力の低下など)よりも、その結果引き起こされる周辺症状(妄想、易怒性、徘徊など)の対応に介護者が悩まされるのは、その通りだ。500人以上もの在宅看取りを経験された訪問診療医だけれども、高齢者ホームの良い所を強調されていたのは、介護者側の立場だからだろうか?そうでない場合を経験したが…。2023/12/25

クリママ

48
著者は認知症専門医。認知症の平均介護期間は6~7年。「ちょっと変な春」「かなり不安な夏」「困惑の秋」「決断の冬」と認知症の段階ごとに症状、家族の対応などが具体的に書かれている。親しみやすい文章でとても読みやすいが、認知症患者自身の本にないようなかなりシビアな状況まで書かれており、家族の並大抵ではない苦労がわかる。まさに日々認知症患者にかかわっている医師の言葉で、患者だけでなく、介護する家族へも労りも感じられる。「事前に知っていれば、だいたいのことは何とかなるもんです。」この本も、ぜひ手元に置きたい1冊だ。2024/10/03

shikashika555

48
矢部太郎さんのイラストにひかれて手に取る。 死が避けられないのと同じく、長生きすると認知症も避けては通れない問題になってくる。 本人はもとよりであるが、周りの近しい人間がいちばんツラい。 でも予備知識があれば だいぶツラさは和らぐ。 認知症専門医による認知症とその治療やケアについての解説書。 読みやすくて、読み手への愛情あふれた内容でした。 親を見て、不安に感じたら読んでみるのをおすすめします。2023/05/27

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