内容説明
不安になるのは「先読み」ができる証拠。性格を変えなくても結果は手に入る!「不安」を「行動力」に変える“科学的な”方法。
目次
Prologue 「心配性」は武器になる!(心配性は「才能」;どうして不安になるのか? ほか)
第1章 不安をコントロールするコツ(欲求は「あいまい」に;「極端化」「常識」「空気読みすぎ」が行動を鈍らせる元凶 ほか)
第2章 不安に束縛されないコツ(通勤路を少し変えるだけで思い込みは解除できる;不安なときは情報に触れない ほか)
第3章 不安を行動力に変えるコツ(「やらなきゃいけない」は「やれることがある」と言い換える;不安を行動力に変える超準備術 ほか)
第4章 行動力を高めるコツ(「人生は3万日」を意識すれば行動が変わる;「行動力」を高める目標設定のコツ ほか)
Epilogue 成功する人はアグレッシブ・ネガティブ(ポジティブな言葉に惑わされず、ネガティブに一歩を踏み出そう)
著者等紹介
菅原道仁[スガワラミチヒト]
脳神経外科医。菅原脳神経外科クリニック院長。1970年生まれ。杏林大学医学部卒業後、クモ膜下出血や脳梗塞といった緊急の脳疾患を専門として、国立国際医療研究センターに勤務。2000年より脳神経外科専門の北原国際病院(東京・八王子市)に15年間勤務。2015年6月、菅原脳神経外科クリニックを開院(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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hiyu
10
本書触れられたように、最大の心配は自己の存在そのものであり、脳神経外科医としての価値観も踏まえた、生き方指南署という感じか。結局「不安」の扱い方に尽きるのかな。モチベーションにつながるか、意欲減退/回避傾向となってしまうのか。この点死生観を養っていく必要もあるのだろう。参考になった。2017/08/07
かずし
6
「心配」だけでなく「思い込み」によるリスクとその回避策の紹介本。成功「しなければならない」と考える(不合理な欲求)から踏み出せない⇒成功「すればいいな」に切り替える。脳はサボりたがり→決まった台詞や反応(最悪だ、とかまたミスした等)は思考停止処理して楽をしようとしており、本質的な問題に気付けない⇒サボりの兆候に自分で気付く。悔しいけど表面上祝うのはOK⇒本心の悔しい気持ちには蓋をせず受け止めバネにする。いずれも、単なる精神論ではなく思考ルーティンの修正により改善できる論理的な助言で取り入れやすい。2022/03/12
えりっち
5
あまりピンときませんでした。2019/06/26
akiᵕ̈
4
日本人はもともと遺伝子的に見ても心配性の人が多いとか、不安の正体、ストレスの正体、その消し方など、科学的からのアプローチがとっても分かりやすくどれも腑に落ちて、生きやすい生き方のヒントになると思います!2017/12/29
P_ckles
3
人生の終わりを意識する2017/07/02