とんぼの本<br> 天才 青山二郎の眼力

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とんぼの本
天才 青山二郎の眼力

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  • サイズ A5判/ページ数 126p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784106021466
  • NDC分類 756.8
  • Cコード C0370

出版社内容情報

小林秀雄に天才と言わしめ、白洲正子が「眼」の師と仰いだ男。生涯を骨董に遊んだ“高等遊民”。俺は日本の文化を生きているのだと豪語した「余技」の王様。稀代の鑑識眼が発見した美の世界へようこそ。

内容説明

小林秀雄に「天才」と言わしめ、白洲正子が人生の師と仰いだ、ジィちゃんこと青山二郎。稀代の眼利きと評され、骨董を弄り、絵を描き、本を装幀したけれど、すべては「余技」。やかましい文士たちを議論で負かし、「自分は日本の文化を生きているのだ」が口癖だった。青山二郎とはいったい何者なのか?百万の中から一を掘り出す恐るべき鑑識眼とは?やきもの、絵画、装幀…、ジィちゃんがその眼力で発見した美の世界へ、ようこそ。

目次

1 青山二郎とは何者か?
2 骨董誕生(「先づ支那に入門するべし」―中国古陶磁;「朝鮮物第一流のものは焼物、百万中に一つなり」―李朝・朝鮮工芸;「一個の茶碗は茶人その人である」―茶碗;「人が視たら蛙に化れ」―日本の骨董;このぐい呑みはすなわち私だ―酒器)
3 装幀デザインの美(余技の真骨頂青山二郎の装幀;美しい原画から生まれた美しい本;本歌取りのテクニック;友人、小林秀雄のために;雑誌デザインへの愛着;遊び心の王様)
4 二郎流暮らしの楽しみ(モダン建築、ビラ・ビアンカに住む;海辺の塔の家、川奈の別荘へ;ジィちゃん、写真に凝る;「百日突ツつく」風景画;「清君」が語る青山二郎)

著者等紹介

白洲信哉[シラスシンヤ]
1965年、東京生まれ。大学卒業の年に英国に留学し、帰国後は元内閣総理大臣細川護煕氏の公設秘書を務める。現在は日本文化をあらゆる角度からプロデュースし、その保存と継承に力を注ぐ。父方の祖父母は白洲次郎・正子、母方の祖父は小林秀雄(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ふう

21
白洲正子の眼を鍛えたヒト、その人となりに触れたくて。どうやって暮らしていたんだろうか、などと下世話なことが気になってしまう。ビラビアンカや永仁事件を検索してもみるが、やっぱりおもしろいのは愛用したぐい呑みや壺、茶碗の類。終生手元に置いたものは稀で、売ったり人にあげたり。結構カワイイ系のものがあって、こんな陶器がひとつあったら気分も上がる❣️2022/08/15

冬見

11
本書を手に取ったのは「青山二郎」という名前に惹かれたからだけど、買ったのは美しいやきものに心奪われたから。カラー図版でじっくり見ることができ嬉しい。やきもの(芸術/美)への愛と青山への尊敬の念を感じさせる文章。略年譜やエピソードを眺めつつ改めて青山二郎の生き方を振り返ると、憧れと共にある種の残酷さを感じてしまう。同じ環境を与えられたら誰でも同じ生き方ができるとはもちろん思わないけれど、"天才"だって、美を哲学するためには膨大な人生の余暇が必要だったのだ。2023/07/19

Noburin

1
Jan.24/20132013/01/24

Bandeapart5657

1
先日民藝館で見た工芸品が載っていて驚いた。2009/12/12

雨巫女

1
青山二郎さんのように鑑賞眼を身に付けたいなあ。2009/06/08

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