起業の技術―「成功の型」を知る

浜口 隆則【著】

かんき出版（2013/12発売）

• サイズ B6判／ページ数 348p／高さ 19cm
• 商品コード 9784761269609
• NDC分類 335
• Cコード C0034

内容説明

どのような分野でも「成功の型」のようなものがあります。天才と言われる人でさえ、そういった基本を土台にして活躍しているのです。しかし、ほとんどの起業家は、その「型」を知りません。だから、失敗するのは当然です。本書の目的は、その「成功の型」を知ってもらうことです。

目次

１部　「理解する」―経営の要素と構造（経営とは何か？；経営の「要素」と「構造」；経営のパフォーマンスを決める「３つの力」　ほか）
２部　「構築する」―必要不可欠な「経営の１２分野」を構築する（「ミッション」―存在価値を考える；「商品力の２９Ｃｕｔｓ」―絶対価値を考える；「ポジショニング」―相対価値を考える　ほか）
３部　「統合する」―あなたのビジネスモデルをチェックする（ビジネスモデルをまとめる；成功率が「１秒で分かる」チェックシート；「経営の１２分野」の優先順位　ほか）

著者等紹介

浜口隆則［ハマグチタカノリ］
会計事務所、経営コンサルティング会社を経て、大好きな起業家を支援するため、１９９７年に「日本の開業率を１０％に引き上げます！」をミッションとする（株）ビジネスバンクを２０代で創業。起業家向けオフィス賃貸の「オープンオフィス」事業は、レンタルオフィスという新たな業界を生んだ。その後に自身の掲げるミッションへ更に近づくために「オープンオフィス」を事業譲渡。社名を（株）ビジネスバンクグループに変更。起業専門会計事務所、ベンチャーキャピタル会社、起業家教育事業など、起業支援サービスを提供する複数の会社を所有するビジネスオーナーで、アーリーステージの事業に投資する（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[くろうさぎ]

こちらもだいぶ前から積んでいた本。文章がテンポよくまとめられているので、とても読みやすい。起業を考えている人には教科書的な存在にもなり、ワークシートを埋めていくことで自分を客観的に見ることができて問題点もよくわかりそうです。

2020/04/30

[ひろ☆]

小規模な企業の教科書のような本。ミッション、目的の明確さ。

2014/05/28

[芸術家くーまん８４３]

かなりノウハウを開示している本格起業マニュアル。経営のパフォーマンスを決める「３つの力」は「商品力」「営業力」「管理力」、それを高めるための方法論が紹介されている。これから起業に挑戦する人にとっては新規ビジネスを発想するためのヒントやリスクの芽を事前に摘む方法が既に事業を立ち上げた経営者には集客や資金繰りや仕組み化のヒントが起業から５年以上経った経営者にはビジネスモデル転換やリ・ブランディングのヒントがそれぞれ書かれていて起業のバイブルと呼ぶにふさわしい内容の一冊。

2014/02/19

[ハパナ]

共有できる原動力の定義から、商品開発、ブランディング、営業手法、人的管理、経理財務など、350p程の紙面に盛り沢山の内容です。そのため、各所単体では少し薄味だが、全体的に纏まっていて理解しやすい。この本を基にして、気になる所は他所でつど深めていけば良いと思います。特に”仕組み化”の所が面白かった。

2017/07/09

[シカマル]

経営に必要なことがわかりやすく簡潔にまとめられている。起業しようとする人だけでなく、新しい事業を立ち上げる時などにも参考にできそう。ブランド力を高め、既存顧客/見込み顧客に対し適切な距離感を持ってフォローしていくこと。

2015/02/03